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■専門修得コース(レジデント)募集案内
プログラムの目的と特徴
■プログラム責任者:大野 岩男
 総合診療内科後期研修プログラムの目的は「内科ジェネラリストを育成する」である。
 当科は様々な疾患あるいは病態を有する患者さんが抱えている問題点を見出し、全人的立場から包括的見地に立って、その問題点を患者主体に内科的手法をもって解決する方策を展開する診療科である。
 本プログラムでは根拠に基づく医療の実践(EBCP)に基づいた症候論的アプローチを基礎として、患者個別の病態生理を理解したアプローチを行うことのできる総合的な診療技能を習得する。そして、将来のキャリアデザインとして地域医療の要であるプライマリ・ケアでの活躍を目指す内科医(病院内科医や診療所内科医)の育成を行う。
 具体的には、患者の抱える病態が不明瞭、あるいは治療困難であるとの理由で他医療機関から紹介された患者に対して、診断に至る作業を的確に行い、大学病院が誇る専門医と地域医療を連結する「架け橋」となる役割を果たす。内科救急疾患に対する初動医として、いわゆる北米型ERの役割をなし、救命救急に繋ぐ技能を習得する。
研修内容と到達目標

 日本内科学会内科認定医の取得は当然とし、さらに日本内科学会認定総合内科専門医、日本老年医学会、日本アレルギー学会、日本感染症学会、プライマリ・ケア認定医、家庭医療専門医などの資格取得を目標に研修を行う。関連臨床年次講演会、または地方会で得られた臨床事例の発表、報告を積極的に行う。邦文、英文を問わず学会誌に一年で一症例以上の論文報告を奨励する。

 
1年目: 内科共通カリキュラムに則る。
2、3年目: <外来研修>:本院と柏病院において、様々な患者の抱える問題点に対し効果的で迅速的、的確な診断法を指導医の指導のもと研修する。また、他科への適確なコンサルテーション法を学ぶ。プライマリ・ケア領域の様々な内科的問題に対する総合的な患者マネージメントの経験を積む。さらに、継続診療を通じて、生活習慣病などに対しての根拠に基づく医療の実践(EBCP)に沿った治療法、指導法を学ぶ。
<救急研修>:救急部ローテートで救急疾患に対しての対応法を初期研修より深く学び、患者のアウトカムを確認し、初期対応の妥当性を検証する。また、初期研修医の指導を救急医療の中で行うことで更に自らのレベルアップを図る。
<病棟研修>:葛飾医療センターと第三病院において、外来での継続診療が困難な病態、入院での迅速な診断が要求される疾患に対して適切なアプローチの方策を修練する。感染症診療、高齢者医療、緩和医療などを生活背景や予後、退院後の生活を考慮にいれた包括医療のあり方を学ぶ。薬物療法以外の栄養管理(栄養サポートチームを含む)、リハビリテーションなどにも精通できる素地を育成する。院内の他科やコメディカルとの関係を調節し、地域の病診連携、病診連携を利用した患者中心の医療を構築する能力を育てる。 全体を通じて、経験すべき症候、疾患、医療については内科学会総合内科専門医の習得内容に準ずる。
<研究>:研究マインドに根ざした臨床を展開することも重要である。研究マインドを養うために、臨床研究、症例報告、そして臨床との架け橋となる基礎研究であるトランスレ−ショナルリサーチを奨励する。
<外部の医療機関で研修>:現在までは神奈川県立相模原病院、厚木市立病院、東京医科大学病院、静岡県立静岡がんセンター、東京都立多摩総合医療センター、川崎市立井田病院で研修を行った。
関連ホームページ
  本院 総合診療部
  内科学講座

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