東京慈恵会医科大学は次の世代を担うみなさん(小学生、中学生、高校生)に
医学のことをもっとよく知ってもらい、ともに考えていく活動を推進しています。

医学って、なんだかちょっと難しそうだな、と思う人が多いかも知れません。でも決してそんなことはありません。医学は人類にとって最も身近な科学です。iPS細胞に代表されるように、医学の知識や技術は急速に進歩しています。しかし、まだ原因のよくわからない病気や治すことが難しい病気が存在します。そのため、私たち東京慈恵会医科大学では実に多くの医学研究者が、病気の予防・原因究明・治療法の開発のための研究に取り組んでいます。こうした研究を少しでも、次の世代を担う若い皆さんに知ってもらい、医学研究の楽しさ、面白さ、重要性、そして難しさを分かち合いたいと思います。若いみなさんに、これからの医学や医療を私たちとともに考えてもらうことが、医学の将来にとってとても大切なことです。東京慈恵会医科大学は積極的に小・中・高校生のみなさんと築く活動を支援していきます。

アウトリーチ活動推進委員会委員長
南沢 享(みなみさわ すすむ)