事業について
本学は、2023年度から文部科学省が支援する『次世代のがんプロフェッショナル養成プラン』に選定された事業の一つである「関東次世代がん専門医療人養成拠点事業」(代表校:筑波大学)の連携大学として、大学院教育においてがん専門医療人材を養成しています。
事業期間
2023年度~2028年度の6年間
本学の大学院がんプロフェッショナルコース(以下、「がんプロコース」)
がん治療を支える多領域養成コース
包括的緩和ケア、がん治療支持療法(副作用対策、高齢者の合併症対策)に携わる領域学問の一通りの知識を有し、連携の重要性と方法を学び、これらチームのリーダーとなる資質を養成する。
がんデータ科学推進人材養成コース
①ビッグデータである臨床データ、②がんゲノム情報やリアルワールドデータ、③医療画像や動画などのデジタルデータを解析し、診断や治療の補助となるAI等の研究開発ができる人材を養成する。
がん治療イノベーション人材養成コース
分子標的薬やコンパニオン診断薬、遺伝子治療薬等の創薬研究や新たながん治療法の開発、CAR-T療法や免疫チェックポイント阻害薬等の免疫療法などを担う人材を養成する。
コースの特徴
- がんプロコース3科目について、eラーニングによる受講で履修でき、単位認定されます。
- がんプロコース院生は、9-10月に2日間のがんチーム医療ワークショップを受講します。このワークショップは昭和大学、星薬科大学、上智大学の院生とともに学びます。
- 研究テーマによって、国立がん研究センターと連携した研究指導が行われることがあります。
- 卒業時には『次世代のがんプロフェッショナル養成プラン修了書』が授与されます。これはがんプロフェッショナル医療人としての証となり、立派な業績となります。
東京慈恵会医科大学教育センター事務室
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