記 |
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1. |
学外第三者からの客観的な調査・評価を仰ぐため医療安全管理外部委員会(各関連学術学会からの推薦委員と弁護士、マスコミ関係者などの有識者からの構成)が開催され、原因の追求、体制の見直し等の検討が開始され、本年2月頃に中間答申が出されることになっております。この委員会から出される改善案を着実に実行してまいります。 |
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2. |
病院長を中心とした附属病院の診療責任体制の明確化、手術室および病棟の安全管理体制の強化、高度或いは特殊な医療の審査・許可制度の見直し等を各委員会並びに各部署で継続検討され、各病院ではできるところから改善に向けて実行しており、現在、改善項目を整理し、制度化することや4機関統一すべく検討を行っております。 |
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3. |
安全管理・倫理教育の改善と充実について、医療の安全管理と倫理教育検討会で卒前・卒後教育における医療の安全管理と倫理教育について検討され、全機関で全職種と学生が参加できるワークショップ(講演後にグループ討論)を開催し、医療安全と倫理についての啓蒙を継続的に行うこととしました。第1回のワークショップは平成16年1月17日に青戸病院で予定されております。また、全機関合同リスクマネジメントシンポジウムを年2回、各病院毎に開催するシンポジウムを年2回実施することとしました。医療の安全管理と倫理の教育を医師、看護師など全ての医療従事者を対象として行い、医療人としての意識を高めるための方策を実行に移しております。 |
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4. |
大学事故調査委員会では、今回の事故について詳細な調査を行い、12月1日、医療安全管理外部委員会に調査内容を報告しました。 |
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5. |
就業規則に基づき、今回の医療事故関係者の処分を行いました。(12月31日付) |
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平成16年1月16日
東京慈恵会医科大学附属第三病院
院 長 |