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病院病理部


2024年5月現在

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診療部長:野村 浩一

診療スタッフ
診療部長/特任准教授 野村 浩一

診療スタッフ


診療スタッフ 専門 資格
診療部長/特任准教授 野村 浩一

人体病理

診断病理

日本病理学会 専門医・指導医
日本臨床細胞学会 専門医・指導医


診療内容・専門分野


東京慈恵会医科大学葛飾医療センター病院病理部は、昭和54年4月に青戸病院病理科として開設されました。平成24年1月5日に新病院である葛飾医療センターとなって、現在に至っています。東京慈恵会医科大学の4つの附属病院(西新橋、葛飾医療センター、第三病院、柏病院)にはそれぞれ病院病理部があり、いずれも病理学講座から出向で、医師が勤務しています。現在葛飾医療センター病院病理部には3名の医師が出向し、日々の診療業務に従事しています。
病理部の業務内容は、1)細胞診断,2)組織診断(生検材料・手術材料の診断、術中迅速診断),3)病理解剖, 4)臨床支援(院内各科との症例検討会・CPC(clinicopathological conference)),5)研究支援(研究・学会発表・論文投稿),6)学生・研修医教育などからなり、病院の診断業務以外にも大学としての研究・教育にも幅広く関与しています。


特色


診断業務では、中央診療部門として、診断における中核的な役割を担っています。腫瘍・非腫瘍性疾患を問わず多彩な症例・疾患に対応すべく、主治医と個別にあるいは随時各科と症例検討会(カンファレンス)を開いて、連携を図っております。小回りの利く環境を活用するとともに、講座や他の病理部との連携・コンサルテーションを行うことで、診断の質の維持を図っています。剖検例については、病院内でCPCを行い、研修医を含めた医学・医療へのフィードバックによる貢献を目指しております。
 細胞診断では、液状化細胞診検体にも対応しています。組織診断では、HE染色を基盤に一般的な各種特殊染色に対応しており、免疫組織化学染色では自動免疫染色装置を導入し、不足抗体に関しては講座や他病理部へ委託する形で、臨床のニーズにできる限り幅広い対応できるよう心掛けています。電子顕微鏡的検索も本院にて対応しております。


患者数・症例数・生検数・手術数・治療成績等


2023年(1-12月)の剖検数は1体、組織診件数7,712件、細胞診件数は6,653件でした。