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産婦人科


2024年4月現在
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診療部長:斎藤 元章

診療スタッフ
診療部長 斎藤 元章
医師数 常勤15名

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診療内容


診療スタッフは医員9名、レジデント6名で診療にあたっております。婦人科においては外来で多く見受けられる月経不順、不正出血、月経困難症、子宮内膜症、更年期障害などの疾患や子宮筋腫、卵巣嚢腫などの良性腫瘍、子宮癌、卵巣癌など幅広い疾患に対応が可能です。


外陰、膣疾患(外陰炎、STD、外陰・膣腫瘍など)
子宮疾患(子宮頚部異形成、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮内膜増殖症、子宮頸癌、子宮体癌)
卵巣疾患(卵巣腫瘍、卵巣癌、内膜症性卵巣嚢胞、多嚢胞性卵巣、附属器炎)
卵管疾患(卵管炎、卵管腫瘍、卵管留膿腫、卵管癌)
骨盤腹膜(ダグラス窩膿瘍、骨盤腹膜炎、腹膜癌、異所性子宮内膜症)
妊娠疾患(妊娠高血圧症候群、重症妊娠悪阻、各種合併症妊娠、異所性妊娠)
内分泌異常症、不妊症(初期対応)、月経随伴症、更年期障害

卵巣腫瘍について

治療法ワンポイント・メモ

  1. 卵巣腫瘍の場合、良性腫瘍、境界悪性腫瘍、悪性腫瘍の3つに分類され、それぞれ治療法が異なる。
  2. 腹腔鏡手術の適応は、良性腫瘍が疑われる場合のみに施行する。境界悪性腫瘍や悪性腫瘍の疑いがある場合、原則腹腔鏡での手術は避ける。
  3. 良性腫瘍の場合、年齢を考慮に入れ、妊孕能を温存する卵巣嚢腫摘出術か、付属器(卵巣・卵管)切除術かを選択する。
  4. 内膜症性卵巣嚢腫(チョコレート嚢胞)の場合、まず消炎鎮痛剤(NSAIDs)による対症療法を行う。NSAIDsで効果不十分な場合や内膜症病変の縮小目的でホルモン剤(低用量ピルや黄体ホルモン)を使用する。また、薬物療法でコントロール不良な疼痛の改善、病変の摘出、妊孕性の改善を目的に施術を行う。
  5. 境界悪性腫瘍の場合、鬼症例が多くみられるため、年齢によっては、妊孕能を温存する術式を考慮できる。一般的には、基本術式は、両側付属器摘出術+子宮全摘術+大網切除術であるが、妊孕能温存の場合、患側付属器切除術+大網切除術となる。
  6. 上皮性卵巣癌の場合、原則として妊孕能を温存することはしない。基本術式である両側付属器摘出術+子宮全摘術+大網切除術に加えて腹腔内および後腹膜腔の検索を行ったうえで、播種病巣の切除や後腹膜リンパ節郭清(生検)を施行する。
  7. 上皮性卵巣癌の場合、肉眼的に残存腫瘍がない状態にする手術(complete surgery)を目指す。
  8. 上皮性卵巣癌の術後、ステージによっては抗癌剤投与が必要となる場合がある。その場合、白金製剤がkey drugとなる。一般的には、パクリタキセルとカルボプラチンの併用療法がおこなわれる。近年では、分子標的剤であるアバスチンや、PARP阻害剤であるオラパリブなども併用する。

特色


婦人科悪性疾患については婦人科腫瘍専門医を中心として進行がん、再発がんを含めて集学的治療を目指しており、診断から治療まで一貫した管理を行っています。また良性疾患については、症例によって子宮鏡、腹腔鏡手術を取り入れて入院期間の短縮化をはかっています。
周産期の診療にあたっては、助産師によるきめ細かい指導を行い、合併症を有するハイリスク妊娠については他科と連携して管理を行っていますが、対応できない疾患もございますのでご了承ください。患者さまには最善の医療を提供できるよう、地域の医療機関とも連携をとりながら診療にあたっております。
通訳の付き添いのない方は安全管理上対応できない場合もございます。
女性医師の削減に伴いご希望に添えない場合もございますのでよろしくお願いいたします。


患者数・症例数・生検数・手術数・治療成績等


令和4年1月〜令和4年12月実績

外来患者数 約80名/日
分娩数 229件/年
延べ手術件数 500件/年

手術件数(主なもの)
術 式 症例数
卵巣癌手術(BLM含まず) 22例
頸癌手術(円錐切除除く) 18例
子宮体がん手術 30(10)*例
良性子宮並びに付属器開腹手術 110例
子宮筋腫核出術(開腹・TCR含む) 20例
腹腔鏡下手術** 155例
膣式手術 10例
円錐切除 60例
*:( )内は腹腔鏡症例
**:LMには対応していません。(LAMについてはご相談ください)

専門外来


特に設けてはいませんが、セカンドオピニオン、腫瘍、更年期障害などは一般外来で対応しています。



救急、時間外診療の対応


原則として、夜間、休日を含めた24時間診療体制をとっていますが、やむを得ない状況によっては対応できない場合もございます。


その他


診療スタッフの交代がありました。R6年4月現在下記となっております。


診療スタッフ


診療スタッフ 専門 資格
診療部長/准教授 斎藤 元章
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婦人科腫瘍

日本産科婦人科学会・専門医・指導医
日本婦人科腫瘍学会・専門医・指導医
日本産科婦人科内視鏡学会・技術認定医
日本内視鏡外科学会・技術認定医
日本産科婦人科学会・代議員
日本婦人科腫瘍学会・代議員

日本臨床細胞学会評議員
日本婦人科腫瘍学会・渉外委員主幹事
母体保護法指定医

診療医員 宮 美智子 産婦人科一般

日本産科婦人科学会・専門医・指導医
日本周産期・新生児学会・専門医
臨床遺伝専門医

診療医員 鳴井 千景 産婦人科一般

日本産科婦人科学会・専門医・指導医
がん治療認定医

診療医員 鈴木 瑛太郎 産婦人科一般

日本産科婦人科学会・専門医・指導医
日本婦人科腫瘍学会・専門医
日本産科婦人科内視鏡学会・技術認定医
がん治療認定医

診療医員 中河西 絵 産婦人科一般 日本産科婦人科学会・専門医
診療医員 小山 奈那子 産婦人科一般 日本産科婦人科学会・専門医
診療医員 川本 茉利子 産婦人科一般 日本産科婦人科学会・専門医
診療医員 幸地 優希 産婦人科一般  
診療医員 岩崎 綾香 産婦人科一般  
レジデント 寺内 博文 産婦人科一般  
レジデント 北田 智大 産婦人科一般  
レジデント 濱田 倫太朗 産婦人科一般  
レジデント 濱田 奈央子 産婦人科一般  
レジデント 野中 理紗子 産婦人科一般  
レジデント 小笠原 碧 産婦人科一般