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中央検査部


2023年10月現在
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診療部長
小笠原 洋治

診療スタッフ 診療フロア
診療部長 小笠原 洋治
医師数 常勤1名、非常勤3名
臨床検査技師数 29名(非常勤含む)

診療内容・専門分野


中央検査部は、各診療科から依頼される様々な分野の検査を一括して行っている部門です。各診療科スタッフとの連携を密にとり、日々の診療に不可欠な検査結果を正確かつ迅速に診療の場に届けることで、より良い診療に繋がるよう検査部一丸となって努力しております。
現在中央検査部では、検体検査(血液検査、尿・一般検査、細菌検査、生化学検査、免疫・血清検査、遺伝子検査、輸血検査)として約1,000項目、生体検査(循環生理機能検査、呼吸機能検査、神経生理機能検査)として約30項目の検査を実施しておりますが、日進月歩の検査技術により生み出される保険収載された新規検査についても、積極的に導入していくことを目指しています。

 


特色


「患者さんが安心して受けられる検査室」
1.患者さんの待ち時間を短くする取り組み(検査時間の短縮)
検体検査の中で多くを占めるのが血液検査と尿検査で、採血室では1日平均300人の採血を行っております。混雑時には採血室へスタッフを一時的に集中させ得る組織としての柔軟性と、採血検体の搬送と測定を最短で行うための機器配置などの工夫により、検体採取から生化学検査の結果報告まで約30分(院内調査)と、迅速な結果報告を実現しております。

2.安心・安全な検査を行う取り組み
・検査一元管理システム:各科の主治医から依頼された検査情報が、中央検査部受付(臨床検査システム)に届きます。受付では各種検査を受ける患者さんの受付票(自動再来機より出力)や外来基本スケジュールと照合することで、「検査案内書」を発行すると同時に各検査室に必要な情報が送られます。患者さんは「検査案内書」に記載されている番号の呼び出しにより、すべての依頼検査を受けられるシステムになっています。採血室では、認証システムや患者さんに名前を名乗っていただくことで患者さん間違いを防止し、アルコール消毒に弱い方、人工透析のシャントをもっておられる方などの配慮すべき情報もデータ管理されていることで安全な検査を実施しています。
・検査相談窓口の開設:平成13年4月に検査相談窓口を開設しており、診療科主治医の指示で「検査相談依頼書」を持参された患者さんに対して、専任医師と技師により検査にかかわるご相談をお受けしています。検査の基準値や検査結果の意味などを記載した検査パンフレットを用いて、ご説明致します。

3.臨床検査技師スタッフのスキルアップ
臨床検査技師のレベルアップは検査結果の信頼度に直結し、質の高い医療を患者さんに提供することにも繋がると考えております。当検査部のスタッフは、臨床検査技師の国家資格だけでなく、各種学会認定資格を取得し、日々研鑽しております。


実績 部門別検査件数 <2017年度〜2021年度>
中央検査部実績

スタッフ紹介


【診療部長】


小笠原 洋治(平成4年 東京慈恵会医科大学卒)

・東京慈恵会医科大学 臨床検査医学講座 教授

・日本専門医機構 基本領域 臨床検査専門医

・日本血液学会認定 血液内科専門医・指導医

・日本内科学会認定 内科認定医・総合内科専門医


【技師長】


阿部 正樹

<技師:29名(非常勤職員含む)>

・日本臨床検査同学院 一級臨床検査士:1名(微生物学)

・日本臨床検査同学院 二級臨床検査士:24名(延べ取得数39:臨床化学, 臨床血液, 免疫血清, 微生物, 神経生理, 呼吸生理, 循環器生理)

・日本検査血液学会 認定血液検査技師:2名

・日本検査血液学会 認定骨髄検査技師:1名

・日本輸血・細胞治療学会 認定輸血検査技師:2名

・日本輸血・細胞治療学会 認定細胞治療認定管理師:1名

・日本臨床微生物学会 認定臨床微生物検査技師:3名

・日本臨床微生物学会 感染制御認定臨床微生物検査技師:3名

・日本臨床衛生検査技師会 認定一般検査技師:2名

・日本臨床化学会 認定化学者:1名

・日本臨床化学会 認定臨床化学・免疫化学精度保証管理検査技師:3名

・日本超音波医学会 認定超音波検査士:3名

・日本臨床検査同学院 初級遺伝子分析科学認定士:1名

・日本医療検査科学会 認定POCコーディネーター:1名

・日本糖尿病療養指導士認定機構 糖尿病療養指導士:2名

・日本臨床栄養代謝学会 NST専門療法士:2名

・日本医療情報学会 認定医療情報技師:1名

・第一種衛生管理者:2名