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食事と栄養について




■ 病院の食事


給食管理と臨床栄養管理をバランス良く機能させ、より良い食事と栄養指導は患者さんの病態改善・治療・治癒に大きく貢献できるものと考えております。  

当院の食事における特徴の一つは、学祖高木兼寛先生に因んで月に4回麦ごはんをお出ししていることです。また、温冷配膳車を使用した温冷給食の実施、毎日の選択メニュー(一般成人常食)、年20数回の行事食とメッセージカード、出産された方へのお祝い膳、必要に応じた個人対応食など入院生活を少しでも日常生活に近づけて満足度の向上に繋がるよう努力を続けております。


食事の種類


一般食 成人常食、全粥食、五分粥食、三分粥食、流動食、軟菜食、学童食、幼児食、離乳食
治療食 エネルギー調整食、蛋白質調整食、脂肪調整食、塩分調整食、特別な疾患に適した食事

食事時間


朝 食 8時
昼 食 12時
夕 食 18時
分割食の補食 15時、19時
小児食のおやつ 15時、19時

栄養食事指導


栄養食事指導は入院および外来の患者さんに対し、栄養状態や生活習慣の改善を通して、疾病の早期治癒に貢献することを目標として実施しております。特に糖尿病・腎臓病などは継続的な栄養食事指導を行うことにより治療効果を上げています。平成20年度の栄養食事指導件数は、約3,500件です。


【個人指導】
ご予約により、栄養相談室にて実施します。


【集団指導】
同じ病気を持つ患者さんにお集まりいただき、食事療法や調理法を指導します。

糖尿病教室 糖尿病、肥満などエネルギー調整を必要とされる方
腎臓病教室 慢性腎臓病でタンパク質調整、塩分制限を必要とされている人
母親学級 妊娠5・6ヶ月の中期から後期の妊産婦の方

【入院時指導】
特別治療食(糖尿病、腎臓病、心臓病など)を喫食されている患者さんには、随時ベッドサイドで実施します。


【病棟訪問】
病状等で喫食状態が悪い場合や治療上問題が生じた時などは、病棟に伺い食事内容についての相談をお受けします。


栄養部より『季節の贈り物』


今年度より栄養部では、患者サービスの一環として新たに院内で収穫した食材を使った『季節の贈り物』献立に取り組んでいます。
第三病院敷地内の木々には、4〜7月に森田の庭の『夏みかん』、6月には体育館横の『梅』、11月には看護専門学校横の『ぎんなん』と鈴生りに四季折々 の実を付けております。


『夏みかん』は4月に収穫し、皮をむいて細かく刻み『マーマレード』を作り、朝食に提供しました。また、夏みかんの皮を砂糖漬け(ピール)にして、それを細かく刻んで生地に混ぜてカップケーキを焼き上げ、昼食に提供しています。

『梅』は6月ごろに収穫し砂糖漬けにして梅ジュースにします。7月にはその梅ジュースと細かく刻んだ実を混ぜて梅ゼリーを作って夕食に提供しました。ラップに包んで巾着状に固め、涼しげに器に盛り付けました。この時は、低カロリーの甘味料を使って、カロリー制限食(糖尿病食)の患者さんにもお出ししています。

『銀杏』は、一つひとつ殻をむき、一度茹でてから油でサッと揚げ、秋らしくもみじの葉を添えて提供しました。なかなか薄皮が剥けずに苦労しましたが、翌日の患者さんからの感想を見るとそんな苦労も吹き飛びます。

専門調理師(給食用特殊料理)をはじめとする栄養部スタッフが、入院生活を送る患者さんに少しでも『季節』を味わって頂きたいと取り組んでおります。今後も栄養部スタッフ一同、食事を通じて患者さんに季節の移り変りをお届けできるよう努力してまいります。

地産地消への取り組み


月に1度、調布市内の農家さんや狛江JA(全農)のご協力の下に地元野菜を使用した献立も実施しています。愛情たっぷりの、採れたて新鮮な野菜たちは美味 しいですよ。


調布市の『ほうれん草』
 
調布市の大根で『ふろふき大根』

狛江市の『ブロッコリー』
 
手作りスワンシュークリーム