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リハビリテーション部門の取り組み

パーキンソン病(症候群)

【パーキンソン病(症候群)とは】
ふるえ(振戦)や動作緩慢、小刻みをはじめとする歩行障害などを認めます。50歳から70歳に多く発症をむかえますが、20歳から80歳と幅広い年代で発症します。男女比については決まった傾向はないとされています。ガイドラインではリハビリテーションと薬物療法の併用が勧められています。



【一般的なリハビリテーション(PT)の流れ】
精査・投薬開始目的の方、投薬調整目的の方、臥床にともなう合併症に対する加療目的の方などに対し、その症状に合わせた介入を図っています。また、世界的に使用されているUPDRS(Unified Parkinson’s Disease Rating Scale)という評価指標と慈恵オリジナルの動作評価(Ability for Basic Movement Scale:ABMS)などを中心に、代表的な症候と動作の関連を意識した評価を行います。



【実績 】
当病院では1年間で約50名余りのパーキンソン病・症候群の方を対象にリハビリテーションを実施しています。年齢層は以下のグラフの通りです。20歳から90歳と幅広い年代の方が対象となっています。

年代別の人数

対象者の各症状の割合

【取り組み】
パーキンソン病に関連する様々な症状を正確に捉え、的確な介入が行えるように、様々な取り組みを行っています。
◆動作時の特徴を評価する試み

パーキンソン病では、無動や固縮などの影響によって、寝返りや起き上がりなど基本的な動作がしづらくなることがあります。また、その動作が上手くいったり、いかなかったり、動こうとしても動けなかったり、動けたとしても遅かったりと、動作の遂行にムラがあるのが特徴です。 現在、当科ではそのような動作の特徴を正確に評価することを目的として、繰り返し動作による評価方法の導入を図っています。寝返り、起き上がり、立ち上がり、5m歩行の各動作を繰り返し、動作遂行時間の推移とバラつきを測定することにより、パーキンソン病に特徴的な動作のバラつきを評価しています。