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耳鼻咽喉科


2019年7月現在
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診療部長:小森 学

診療スタッフ 診療フロア
診療部長 小森 学
医師数 常勤9名、非常勤3名
言語聴覚士 常勤1名

診療内容・専門分野

当院は日本耳鼻咽喉科学会専門医研修施設に認定されており、多摩地区の総合病院として、非常に多くの医師を有しております。狛江・調布・世田谷・府中などの近隣診療所の先生と連携をしつつ、耳鼻咽喉科疾患全般に幅広く対応できる体制を整え、救急患者等の受け入れにも力を注いでおります。

外来診療は月曜日から土曜日までで、受付時間は午前11時30分までとさせて頂いております。

火曜日と木曜日は手術日のため交代制での初診及び予約の方に限らせて頂いております。原則的に外来は紹介予約制とさせて頂いておりますため、医療連携にて予約された方、紹介状を持参された方を優先して診察させて頂いていること、救急疾患対応等に伴い順番が前後することをご了承下さい。以下の耳鼻咽喉科疾患全般に対応出来る体制となっております。

  1. 中耳疾患:慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎、滲出性中耳炎、耳小骨奇形など
  2. 内耳疾患:急性難聴(突発性難聴、外リンパ瘻など)、感音難聴(加齢性難聴など)
  3. 鼻・副鼻腔疾患:慢性副鼻腔炎(好酸球性副鼻腔炎、真菌性副鼻腔炎など)、アレルギー性鼻炎
  4. 頭頸部疾患:良性頸部腫瘍(正中頸嚢胞、甲状腺腫瘍など)、悪性腫瘍(喉頭がん、咽頭がん、舌・口腔がん、副鼻腔がん、甲状腺がんなど)
  5. 小児疾患:先天性難聴、喉頭疾患、言語発達遅滞、構音障害、睡眠時無呼吸
  6. めまい疾患:メニエール病、良性発作性頭位めまい症など
  7. 喉頭疾患:声帯ポリープ、反回神経麻痺など

特色


主に以下の領域の診療に力を入れております。
①耳領域

慢性中耳炎や中耳真珠腫に対する鼓室形成術、乳突洞削開術を積極的に行っており、「手術で治せる難聴は治す」をモットーに治療を行い、近年ではより低侵襲な内視鏡下耳科手術も積極的に行うよう努力しております。

また、手術では治りづらい難聴に関しても当科では積極的な治療を行っております。急性難聴の代表的疾患である突発性難聴に対する鼓室内ステロイド投与や外リンパ瘻に対する手術治療などを行っております。慢性的な難聴である加齢性難聴などに関しても補聴器適合を言語聴覚士と共に適切な補聴器適合を行い日常生活向上の支援しております。さらに、補聴器でも対応出来ない高度難聴の方には人工内耳植込術(2018年から開始)や植込型骨導補聴器移植術(2019年から開始)まで行える体制を整えております。

②鼻・副鼻腔領域

慢性副鼻腔炎や副鼻腔疾患に対する内視鏡下副鼻腔手術を積極的に行っており、慈恵医大全体でも最も件数が多い手術の一つとなっております。内視鏡を用いた手術を行うことにより、より低侵襲な手術を目指しております。加えて、高画質なハイビジョン内視鏡や、マイクロデブリッター、ドリルなどという手術支援機器を導入しており、高度で安全な手術を提供するように心がけております。さらに、近年増加傾向にあるアレルギー性鼻炎患者についても手術後の再発を防ぐ為にダニによる通年性アレルギー患者については舌下免疫療法を含めた総合的アプローチを行っています。またスギ花粉症患者にも舌下免疫療法の導入を行っています。

③小児耳鼻咽喉科領域

小児耳鼻咽喉科疾患に関しても先天性難聴(補聴器・人工内耳)、気道病変(診断が主になります)、言語発達に伴う疾患から思春期での各種疾患等、小児科と密にコンサルトしつつ、幅広く対応可能となっております。また、比較的施行頻度の高い小児滲出性中耳炎に対する鼓膜換気チューブ留置術は麻酔科などと協力して短期滞在型の日帰りもしくは1泊での全身麻酔手術を行っております(短期滞在型全身麻酔には年齢や既往歴などの条件があります)。

新生児聴覚スクリーニング検査で要再検査となった後の精密検査機関(都内16カ所)として2019年4月より登録されております。小児難聴の専門医と言語聴覚士が治療、原因検索、療育までシームレスにつなげていきます。


主な医療機器・設備


標準純音聴力検査、語音聴力検査、幼児聴力検査、インピーダンスオージオメトリー、自記オージオメトリー、耳音響放射(DPOAE)、耳管機能検査、脳波聴力検査(ABR)、補聴器特性装置、顔面神経誘発筋電図(ENoG)、電気眼振検査(ENG)、電気味覚検査、基準嗅力検査(T&T)、重心動脈検査(パワー・ベクトル)、赤外線フレンチェル眼鏡、軟性ファイバースコープ、硬性ファイバースコープ、CCDカメラ付きモニタ−、外来ユニット付きの顕微鏡、手術用顕微鏡、内視鏡鼻内手術セット(マイクロデブリッダー、レ−ザ−等を含む)など


患者数・症例数・手術数等

  2017年度 2018年度
外来患者数(1日平均) 56人 76人
入院患者数(1日平均) 17人 18人
平均紹介患者数 157人/月 157人/月
術式 2017年度 2018年度
耳科手術
鼓膜形成術 8 11
鼓室形成術(耳小骨温存型) 29 21
鼓室形成術(耳小骨再建型) 44
(内視鏡単独【TEES】症例) (11) (31)
乳突削開術 7 34
鼓膜チューブ挿入術 86 114
顔面神経減荷術 2 3
先天性耳瘻管摘出術 7 13
外耳道形成術 2 2
内耳窓閉鎖術・試験的鼓室開放術 4 5
埋込型骨導補聴器移植術 - 2
人工内耳埋込術 - 2
鼻・副鼻腔手術
内視鏡下鼻・副鼻腔手術 279 222
鼻中隔矯正術 126 108
鼻甲介切除術 144 123
眼窩吹き抜け骨折整復術 1 0
鼻骨変形治癒骨折矯正術 6 1
後鼻神経切断術 7 11
口腔・咽頭手術
扁桃摘出術 147 156
アデノイド切除術 17 16
舌扁桃手術 1 0
喉頭・気管手術
顕微鏡下喉頭微細手術 18 21
気管切開術  18 14
気管孔形成術 0 1
気管孔閉鎖術 0 8
喉頭気管分離術 0 1
頭頸部手術
  良性 悪性 良性 悪性
顎下腺腫瘍摘出術 2 0 1 1
耳下腺腫瘍手術 10 0 5 1
顎下腺摘出術(唾石など) 2 - 3 2
唾石摘出術(口内法) 1 - 5 -
 
甲状腺腫瘍摘出術 2 0 1 1
 
鼻腔腫瘍摘出術 3 0 10 0
副鼻腔腫瘍摘出術 5 0 0 0
 
喉頭全摘術 - 0 - 1
喉頭部分切除術 - 0 - 1
 
リンパ節生検 22 18
頸部嚢胞摘出術 8 0 2 0
ガマ腫摘出術 1 0 2 0
頸部膿瘍切開排膿手術 3 - 10 -
 
舌腫瘍摘出術 3 3 1 1
口腔腫瘍摘出術 6 0 1 2
上咽頭腫瘍摘出術 0 0 2 0
中咽頭腫瘍摘出術 4 2 3 0
 
外耳道腫瘍摘出術 3 1 7 0
 
頸部郭清術 - 2 - 7
異物摘出術
外耳道異物摘出術 3 21
鼻腔異物摘出術 1 11
咽喉頭異物摘出術 1 38

スタッフ紹介


診療スタッフ 専門 資格
小森 学(診療部長:講師)
-主な学会役職-
日本耳鼻咽喉科学会広報委員
日本小児耳鼻咽喉科学会幹事
日本耳科学会用語委員
日本聴覚医学会講習会委員

聴覚
小児
日本耳鼻咽喉科学会指導医
日本耳鼻咽喉科学会専門医
補聴器相談医
難病指定医
小児慢性特定疾病指定医
身体障害社福祉法第15条指定医
池田このみ(診療医員:助教) 睡眠時無呼吸 日本耳鼻咽喉科学会専門医
睡眠医療認定医
補聴器相談医
杉本 直基(診療医員:助教) 鼻副鼻腔
アレルギー
日本耳鼻咽喉科学会専門医
アレルギー専門医
難病指定医
身体障害社福祉法第15条指定医
水成 陽介(診療医員:助教) 頭頸部腫瘍
弦本 惟郎(診療医員:助教) 鼻副鼻腔
睡眠時無呼吸
弦本 結香(診療医員:助教) 鼻副鼻腔
嗅覚・味覚
永井 美那子(診療医員:助教) 化学療法
櫻井 凛子(診療医員:レジデント) 耳鼻咽喉科一般
中澤 圭史(診療医員:レジデント) 耳鼻咽喉科一般
波多野 篤(非常勤医師:前診療部長) 頭頸部腫瘍 日本耳鼻咽喉科学会指導医
日本耳鼻咽喉科学会専門医
苦瓜 夏希(非常勤医師) 耳鼻咽喉科一般 日本耳鼻咽喉科学会専門医

外来担当医表


第三病院 耳鼻咽喉科 外来担当医表


救急・時間外診療の対応


 救急診療及び時間外を含め随時受け付けています。月曜日と火曜日、木曜日の手術日は夜間の当直医が常在し、夜間救急診療を行っています。その他の曜日と、土、日曜日および休日に関してはオンコール体制で対応しており、さらに日曜祝祭日に関しては三多摩地区の公的9病院と輪番制で休日救急診療を行っています。オンコール体制の曜日に関しては救急患者さんへの対応が不十分となることをご理解ご容赦頂けると幸いです。


関連リンク


・慈恵医大耳鼻咽喉科学講座ホームページ

・日本耳鼻咽喉科学会