外来診療

未熟児フォローアップ外来

近年、新生児医療は飛躍的に発展してきました。以前は救命できなかったハイリスク児(出生体重1500g未満の極低出生体重児、同1000g未満超低出生体重児等)を救命できるようになり、現在では「救命」から「障害なき成長・発達」へと新生児医療の役割は変化してきております。ハイリスク児としてお生まれになったお子さんの多くが、退院後問題なく成長・発達していきますが、出生時の脳の未熟性のために一部のお子さんは運動機能障害あるいは知的問題を発症する場合があります。しかし、このような問題を発症したお子さんもリハビリテーション等の早期介入を行うことにより発達を促せることがわかっております。当外来では、臨床心理士と協力しハイリスク児として出生し退院されたお子さんの成長・発達を定期的に評価し、問題があれば早期に対処し、お子さんあるいはご両親の支援を行っております。

未熟児フォローアップ外来は、NICU(新生児集中治療室)専属医師が担当し、NICUを退院されたお子さんの成長・発達の支援を行っております。また、早産児で問題となるRSウィルス感染予防の予防注射(シナジスR)も併せて行っております。里帰り分娩等で他院でお生まれになり、出生後東京都へ来られたようなお子さんについても診療させていただいております。お気軽にご相談下さい。

外来表

母子センター外来にて受付。

 
午前
9:00-12:00
午後