お知らせ

患者さん・ご家族支援

医療福祉相談:ソーシャルワーカー部門

医療福祉相談ソーシャルワーカー部門

妊娠・出産に際しては、ときに様々な心配事がおこります。またお子さんが病気になって初めて健康なときには考えなかったような問題や、分からない事務手続きなど煩雑なことが出てきて、病気自体以上に悩まされることも多々あると思います。
ことに小児医療や産科医療においては特有の公的制度があり、患者さんの居住地や所得等の様々な条件によって一定ではないため、極めて煩雑です。また妊娠中から出産分娩さらには育児における不安に対するアドバイス、育児養護の具体的サポートや在宅医療支援など周産期母子医療に特有の患者支援は多岐に亘ります。当センターでは以下のような場合について、患者支援・医療連携センターのスタッフ(医療ソーシャルワーカー、在宅療養支援看護師)が患者さんやご家族の皆さまのご相談をお受けしております。

1. 公的医療費補助制度等の社会福祉・社会保障制度のご案内

  1. 乳幼児医療費助成制度、小児慢性特定疾患、育成医療、養育医療など小児特有の公的医療費助成制度
    (居住地や所得、病状などにより適応や補助可能な範囲が異なるため、十分な専門知識が必要です。)
  2. 生殖医療、不妊治療における補助金申請関連業務
  3. 産科分娩関連の公的補助
    産科補償制度、出産育児一時金、出産手当金など分娩に関連する公的申請手続き

2. 患者さん・ご家族支援

  1. 教育、医療施設の選定
    通学通園のサポート:保育園、幼稚園、養護学校、訪問学級など、患児に適した教育施設の相談、紹介、調整
    診療・療育施設の選定サポート:通院でのリハビリ施設や療育施設の選定
  2. 在宅医療のコーディネート
    訪問看護やヘルパーなど在宅サービスの紹介:在宅医療の手続きや指導
    在宅医療のコーディネート:保健所、往診医、訪問看護、医療機器業者、役所等々との折衝、調整、書類手続き
  3. メンタルケア
    小児の心理・精神サポート:小児心理外来との連携
    妊婦産褥婦からの相談、育児支援:助産師外来や地域保健師等との連携、育児支援サービスの紹介・調整
    退院後の生活の不安:医療費の支払いや今後の生活費など経済的不安に対する相談
  4. 子どもの人権擁護や家庭環境の問題の発見と解決
    子ども虐待、家庭内暴力等の対応:児童相談所や子ども家庭支援センター、役所等との連携、院内関連部署との連携

相談窓口のご案内

場所 外来棟4階 患者支援・医療連携センター
相談時間 月曜から土曜 午前9時00分~午後4時00分
電話番号 03-3433-1111 (代表) ソーシャルワーカー部門:内線5097~8
               在宅療養支援部門:内線3780~1