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看護学科設立の理念

看護学科は平成4年に医学部の中に看護学科として設置されました。看護学生と医学生を同じ土壌で教育し、医学科・看護学科の密接な連携による統合的な教育を行っています。

本学の学祖高木兼寛は、建学の精神として「病気を見ずして病人を診よ」と「医師と看護婦(師)は車の両輪のごとし」という言葉を残しています。これらのことばは、病気を持つ人の身体だけでなく心やその人が置かれた社会的状況にも配慮するという医療従事者の基本的理念と、チーム医療の連携と協調の精神を表しており、看護学科設立の理念でもあります。

近年の社会情勢の変化、医療の高度化にともなって看護の役割もますます拡大してきています。このような時代の要請にこたえるために、看護学科では建学の精神を大切にして、人間としての豊かさと、確かな看護実践能力を備えた看護師・保健師の育成を目指しています。