老年看護学では、主に65歳以上の高齢者を対象とした健康増進や介護予防のための看護、急性的ケアが必要となった高齢者への看護、慢性疾患を生涯持ち続けながら生活する高齢者の生活の質を向上するための看護の視点から、教育・研究、そして実践活動を行っています。高齢者クラブの方々との交流会や高齢者体験学習にはじまり、病院、介護老人保健施設やグループホーム、地域包括支援センターや居宅介護支援事業所など地域の施設での実習を通して、高齢者とその家族への、看護職と他職種の専門性と多職種間の連携支援の実際について学びます。4年次の選択実習(総合実習)では、高齢患者の外来受診から入院までの一連のプロセスを、外来実習・救急室実習・病棟訪問を通して体験し、老年看護における継続看護について考えます。 |