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より安全な医療の推進のために


東京慈恵会医科大学附属4病院では、より安全な医療を推進するために、各病院に「セーフティマネジメント委員会」と「医療安全推進室」を組織し、“安全な医療の更なる推進”と“教職員一人ひとりの安全意識の向上”に努めています。


医療安全管理体制 組織図


医療安全管理体制 組織図


1. 報告体制の充実
問題事例や問題に至らなかったが“ヒヤリ”、“ハット”した事例に遭遇した際は、医療安全推進室に発生した事柄や経過を報告する体制を整えています。これらはセーフティマネジメント委員会等で分析した結果を病院全体にフィードバックし改善につなげています。


1)ルールの徹底


医療安全管理の基本方針と管理体制、重大事例発生時の報告体制、誤薬や転倒・転落をはじめとする具体的な医療事故防止策をまとめた「携帯版セーフティマネジメントマニュアル」を全ての教職員に配布し、臨床現場で活用しています。
また、新規採用職員や転入者及び未受講者、初期臨床研修医を対象に「セーフティマネジメント総論の講義」を定期的に開催し安全対策を徹底しています。院内での周知徹底には、医療安全管理情報等で情報提供しています。

セーフティマネジメントマニュアル2023

2.安全管理体制の確認・徹底

医療現場の安全管理意識の向上と安全な医療の提供のために各種ラウンドを行っています。


1) 院内ラウンド
病棟、外来は勿論のこと、全ての部門を対象としてセーフティマネージャー、医療安全推進室担当者が赴き、医療安全に関わるルールの認知度と実践状況を確認、再発防止対策の徹底しています。

2) 附属病院間の相互ラウンド
附属4病院間の安全対策の現状把握、問題の明確化と自己点検意識の向上等を目的に「4病院相互ラウンド」を実施しています。
 
3) 私立医科大学病院間の相互ラウンド
私立医科大学の病院間で医療安全相互ラウンドを実施し、病院間を超えての安全管理につとめています。
4)より安全な医療にご協力いただくために
リーフレットの運用について 日頃より取り組んでいる医療安全対策のポイントをまとめ、患者さんにご理解いただくと共に医療者に対して注意喚起し、より安全な医療を実践していくことを目的にリーフレットを作成し配布しています。


←画像をクリックすると、詳細な内容がご覧いただけます。

【リーフレット記載内容】
氏名確認にご協力ください
お薬の申告と持参のお願い
アレルギー予防にご協力ください
転倒・転落予防にご協力下さい
褥瘡(床づれ)予防にご協力ください
深部静脈血栓予防にご協力ください
感染対策にご協力ください
1)手洗い
2)咳エチケット
3)ご面会について
4)感染症発生時の対応について


3.教育・研修


医療安全の推進のための教育・研修活動を通じて、教職員のレベルアップを図っています。


1) 出席ポイント制度の導入
医療法施行規則には、「医療に関わる安全管理のための研修及び院内感染対策のための研修を、それぞれ年2回程度定期的に開催する」とされています。附属4病院では全ての教職員を対象とした共通の出席ポイント制度を導入し、出席率の向上に努めています。


2) シンポジウム、セミナー、勉強会の開催

附属4病院合同セーフティマネジメントシンポジウムを定期的の定期的開催。

医療安全セミナー、勉強会等
医療安全に必要な知識の養成、医療機器の安全使用の徹底、新たな取決めの徹底や時事問題への対応等の目的に各病院独自のセミナーや勉強会を定期的に開催し、教職員のレベルアップを図っています。





4. より質の高い医療を目指した取り組み

1) ハイリスク症例カンファレンス

複雑な疾患の治療に際しては、担当医や担当診療科だけの判断では無理な場合があります。より安全で確実な対応を協議するために、関連する診療部、病棟、手術部、麻酔部、集中治療室などの医師・看護師、医療機器を管理する臨床工学技士、輸血部技師、医療安全推進部担当者など多くの職種が集まり、安全な医療を行う対応について協議します。手術部や医療安全推進部が進行を担当することで、診療科単独で決定するというリスキーシフトを回避できます。


2)迅速対応システム(ラピッド・レスポンス・システム:RRS)


院内でも患者さんの体調が急に変化してしまうことがあります。その場合、早朝に別チームが協力し対応を協議したほうが、安全性が高まります。そのため当院では、ある基準に達する変化があった場合は、院内の迅速対応システムであるRRSを発令し、第三者も交えた協議を行い、対応が決定されるシステムにしています。RRSの活用により安全性の高い医療が提供できます。


3)医療安全推進週間


平成16年度より、大学全体での医療安全推進に向けた取り組みとして「医療安全推進週間」を毎年設けています。
11月1日から14日にかけて、大学及び第三病院では下記の取り組みを行います。

<大学および全附属病院共通の取り組み>

(1)みどりのリボンの着用
安全で安心な医療を推進するシンボル「みどりのリボン」を全ての教職員・関連スタッフ・学生が着用します。


【みどりのリボン】
私たちの身近に起こった医療事故を教訓として、医療安全の推進をはかるとともに、より質の高い医療を提供するために努力していく気持ちを示しています。


(2)教職員を対象とした医療安全に関するシンポジウム・セミナーを開催します。(教職員対象)


(3)医療安全文化調査(医療安全に関する意識調査)

医療安全文化を定量的に測定する指標の一つである医療安全文化調査を活用した医療安全の構造及び室改善の取り組みを支援する目的で、教職員を対象に調査を実施する。以上のほか、附属病院(本院)・葛飾医療センター・第三病院・柏病院がそれぞれ独自の取り組みを行います。

<第三病院の取り組み>

(1)各部門から募集した「医療安全に関する取り組み」のパネル展示発表
「医療安全に関する取り組み」のパネル展示発表を行います。

(2)病院幹部による医療安全院内ラウンドを行います。

(3)医療安全に関わるセミナーの開催。(教職員対象)

(4)各部署におけるTeamSTEPPS活動の展開と活動内容の成果報告を行います。

感染管理認定看護師およびリンスナースにより、入院患者を中心に洗い残しの現状を知り、 正しい手洗いの仕方を体験していただきます。

(5)業務手順書に基づいて現場の医薬品の安全使用の状況をチェックします。

(6)院内ディスプレイを活用した患者への周知


医療安全ラウンド パネル展示
医療安全ラウンド パネル展示