産婦人科
2024年04月現在 |
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診療部長:山田 恭輔 |
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東京慈恵会医科大学附属第三病院 産婦人科ホームページ詳しくは、東京慈恵会医科大学附属第三病院産婦人科ホームページをご覧ください。 下記ボタンをクリックしてご覧いただけます。 診療内容・専門分野
【診療内容】
ソフロロジー出産
【婦人科】分娩方法は自然分娩を基本としていますが、新しい試みとしてソフロロジー出産の導入を準備しています。ソフロロジーは痛みの少ない出産として「無痛分娩」と混同されることがありますが、その内容は異なります。多くの産科施設で行われている無痛分娩は主に硬膜外麻酔を使って出産の痛みを軽減させる「麻酔分娩」であるのに対して、ソフロロジーは麻酔を使用しないので「自然分娩」のひとつです。熊本大学産婦人科の松永昭博士により改良された本邦のソフロロジー式分娩法に改めて注目し、妊婦さんが自己を主体として行えるスムーズな分娩を目指していきたいと考えています。 良性腫瘍(卵巣のう腫・子宮筋腫・子宮腺筋症・など)に対する手術では、下腹部を横に切開する慈恵医大の伝統的な樋口式横切割を実施し、適応例には腹腔鏡下手術を積極的に行っております。 月経困難症、不妊症、卵巣がんの発生にも深く関連する子宮内膜症に対しても、患者さんの状況に応じた管理を積極的に行っております。 悪性腫瘍(子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がんなど)に対しては、治療ガイドラインに基づく標準療法をすすめています。さらに特定非営利活動法人 婦人科悪性腫瘍研究機構(JGOG: Japanese Gynecologic Oncology Group)の臨床試験に参画し、最適な化学療法の実施に取り組んでいます。 【内分泌・生殖】 2017年から開設した不妊外来では、スクリーニング検査としてのホルモン検査、タイミング法・人工授精(AIH)といった一般不妊治療に対応しております。子宮卵管造影検査や配偶者の方の精液検査も行っております。卵巣腫瘍や子宮筋腫を合併している不妊症の方に対しては、腹腔鏡下手術や子宮鏡下手術を行うこともできます。 【女性医学】 多摩地区の高齢化に伴い増加している骨盤臓器脱(子宮脱・膀胱瘤・直腸瘤など)に対しては、保存的・外科的治療を状況に応じて行っております。 更年期症候群に対しては、ホルモン補充療法・漢方薬治療を行っています。また、若年婦人科がん患者さんにおいては、手術・放射線・化学療法後の卵巣欠落症状、骨塩減少症・骨粗鬆症に対する管理も充実させております。 外来治療について
患者数・症例数・生検数・手術数・治療成績等
救急・時間外診療の対応夜間および休日も24時間365日対応し、救急患者さんの対応に当たっております。 外来担当医表 |