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血液浄化部



平成29年9月現在
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診療部長 小倉 誠

診療スタッフ
診療部長 小倉 誠
医師数 7名

1. 当該科の紹介


血液浄化部は、千葉県内の透析医療の中核として、医師、看護師、臨床工学技士が協力して、血液透析、腹膜透析を中心とした、あらゆる血液浄化法を行っています。


2. 診療内容・専門分野


●腎代替療法
いろいろな治療を行っても、残念ながらすべての患者さんの腎機能の悪化をくいとめることはできません。不幸にして、腎機能が高度に低下し、体の中の毒素を外に出せなくなった状態になった場合には、各種の透析療法または腎移植が必要になります。
血液透析(HD)
HDは週3回、主として4時間、血液から余分な水分や毒素を除去する治療法です。 新たに透析を開始する患者さんは、入院の上、透析用の血管である内シャントを作製するなど、さまざまな準備を行った後に透析を開始します。12床の透析専用ベッドを完備し、1日午前、午後2サイクルの治療を行っています。また、病態に応じて、血液濾過(HF)、血液濾過透析(HDF)なども行っています。なお、状態が安定した患者さんについては、近隣の維持透析施設を紹介させて頂いています。
腹膜透析(CAPD)
CAPDは、お腹の中に透析液を入れて、自分で透析を行う在宅治療です。入院の上、お腹の中にカテーテルを入れる手術を行った後に、医師・看護師の指導の下、透析バッグの交換を覚え、退院後は在宅で透析を行います。通院は、月に1回の特殊外来で専門の医師が診察します。当院では、CAPDを推奨しており、千葉県内で1番多くの(70名以上)CAPD患者さんが通院しています。特に、高齢者のCAPDを推進し、それをサポートするための地域連携を推し進めています。

●その他の血液浄化療法
各科との協力の下、主として集中治療室で下記の血液浄化療法を行っています。
持続的腎代替療法(CRRT)
多臓器不全などを合併した患者さんや循環不全で血圧が維持できない患者さんに対しては救急部、循環器内科などと協力の下、ICU・CCUで持続的腎代替療法(CRRT)を行っています。

●各種の血漿交換・吸着療法など
各科との協力の下、下記の血漿交換・吸着療法を行っています。
血漿交換療法(PE)
劇症肝炎・肝不全。血栓性血小板減少性紫斑病、各種の神経・筋疾患、活動性の強い膠原病などに対して、血漿交換療法を行っています。
エンドトキシン吸着療法(PMX-DHP)
エンドトキシン血症に伴う重症病態あるいはグラム陰性菌感染症によると思われる重症病態の患者さんに対してのエンドトキシン吸着療法を行っています。
LDL吸着療法
ステロイド抵抗性の難治性ネフローゼ症候群(特に巣状糸球体硬化症)に対するLDL吸着療法を行っています。
免疫吸着療法
膠原病や神経疾患に対する免疫吸着療法を行っています。
血球吸着療法
炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病)に対する、白血球吸着除去療法(LCAP)や顆粒球吸着除去療法(GCAP)を行っています。


3. 特色・先進医療


●CAPD・血液透析併用療法
当院が中心になり全国に先駆けて行った治療で、現在では、多くの施設で行われるようになりました。CAPD患者さんは、年数が経過すると透析不足になりやすいため、週5回のCAPDと週1回の血液透析を併用して、患者さんのQOLを保ちながら、適正な透析を行っていく治療法です。


4. スタッフ紹介


診療部長 小倉 誠
1985年 東京慈恵会医科大学卒業
日本内科学会認定内科医
日本内科学会総合内科専門医
日本腎臓学会専門医、学術評議員
日本透析医学会専門医、指導医、評議員
日本高血圧学会 指導医

診療医員
 中尾正嗣、清水昭博、白井 泉、川邊万佑子、小松嵜陽、濱口明彦

看護師9名、臨床工学技士 4名

各種学会資格

日本内科学会認定内科医 8
日本内科学会総合内科専門医 4
日本腎臓学会専門医 4
日本透析学会専門医 2
日本透析学会指導医 2
慢性腎臓病療養指導看護師 1

5. 診療成績


平成26年度 平成27年度 平成28年度
透析導入数 116 94 120
(内CAPD導入) (16) (14) (18)
CAPD患者数 86 81 88
血液透析 4873 5109 5225
持続的腎代替療法 610 586 663
血漿交換 65 43 26
エンドトキシン吸着 13 8 12
LDL吸着 0 20 8
免疫吸着 0 0 0
血球吸着 126 34 51
末梢血幹細胞採取   17 44
腹水濃縮還流   18 6

6. その他


専門外来 CAPD外来:毎週火曜日の午前・午後

いきき腎活教室:毎月第1、3土曜日 14:30〜


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