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看護部


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看護部長:林 由美

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柏病院看護部へようこそ!


看護部は建学の精神『病気を診ずして病人を診よ』を基盤に看護とはF.ナイチンゲールの考えに基づき『生命力の消耗を最小にするよう生活過程を整えること』と捉え、患者さんをひとりの人間として尊重し、相手の立場に立った患者さん主体の看護の提供を目指しています。
東葛北部地域においても質の高い医療・介護体制の構築が必要となっており地域包括ケアシステムにおける急性期医療の役割を発揮するために多職種との協創による患者参画型のチーム医療の質向上に取り組んでいます。


外来から始まるPFM

入院前から患者さん自身が自分の今後を理解して自らの力を使ってできることを実践していけるように指導することや自分の生き方、生活の仕方等、今後のあり方への意思決定支援をし、住み慣れた地域での暮らしを継続することができるように、最適な治療・療養環境の提供に努めています。

看護の専門性・機能性を備えた外来機能 〜在宅療養支援の強化〜

病気を抱えながら地域で自分らしく生活していくためには病気の悪化、重症化予防に力を注いでいかなければなりません。
患者さんのより良い生活を支えるために認定看護師や学会療養指導士による看護外来を行っています。
  1. 糖尿病支援外来
    糖尿病患者の合併症を予防し生活の質を維持できるようサポートします。
  2. ストーマ外来
    人工肛門造設しなければならない患者さんの手術前から造設後の管理までのプロセスにおける支援を行います。(生活指導や手技確認及びスキントラブル予防など)
  3. 放射線看護専門外来
    放射線治療を受ける患者さんが安全・安心な環境で治療に臨めるよう支援を行います。
  4. 慢性腎臓病(CKD)療法選択看護外来
    慢性腎臓病の患者さんが病状や生活にあった治療法の意思決定ができ、透析治療を続けながらもその人らしく充実した生活を送れるように支援を行います。
  5. 泌尿器科看護外来
    泌尿器及び婦人科領域で手術を受けた患者さんの排泄に関する生活上の問題や不安を解決できるよう支援を行います
  6. 助産師外来
    妊娠期から育児期にかけて継続的な関わりをもち安心してお産・育児に臨めるように支援を行います。
  7. 母乳外来
    赤ちゃんの順調な体重増加や乳房トラブルがないかを確認するとともに家庭での育児の様子を伺いアドバイスを行います。
  8. アリケイス吸入療法看護外来
    MAC症患者が自宅で安心して確実に吸入療法が継続できるよう支援を行います。

地域と慈恵医大柏病院看護部との連携

地域への在宅医療の移行や継続においては在宅医療関係者(往診医・訪問看護師)、ケアマネージャー、施設関係者の方々と情報共有の場を設け患者さんとその家族が安心して地域で生活できるよう今後の方向性、ケア内容などの一致を図っています。
訪問看護ステーションとは訪問看護師への同行研修や3回/年の症例検討会を重ねて相互の理解を深め良好な関係構築に努めています。この良好な関係性が患者さんやその家族の思いに添った生活を整えることにつながると考えています。

地域がん拠点病院としての看護部の取り組み

看護師の役割は、医師や薬剤師、臨床心理士などさまざまな職種と連携を図りながら、がん患者さんとその家族が安心して治療に臨み、住み慣れた地域で生活できるようにサポートすることです。
【サポートする看護師の紹介】
  1. がん相談支援看護師(がん相談支援センター)
  2. がん化学療法認定看護師(外来化学療法室)
  3. がん看護専門看護師・緩和ケア認定看護師(がん相談支援センター)
がんの疑いと言われた不安への対応から診断・治療に関する情報提供など、がんに関するあらゆる相談に応じると共に、がんと診断されたその時から抱える心や身体の苦痛を少しでも軽減できるように先を見据えた介入をしていき質の高いがん看護の提供を目指します。

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