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形成外科



平成28年4月現在
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診療部長:野嶋 公博

診療スタッフ 診療フロア
診療部長 野嶋 公博
医師数 常勤5名

当該科の紹介


形成外科は東京慈恵会医科大学附属病院に昭和43年に設立されました。柏病院では昭和62年開業以来治療に従事させていただいています。

現在、形成外科認定施設、手外科基幹研修施設、シリコンインプラント実施施設(一次一期再建、一次二期再建、二次再建)、エキスパンダー実施施設(一次再建、二次再建)です。


診療内容・専門分野


乳房再建、頭頚部再建をはじめとする腫瘍切除後の組織再建、顔面骨骨折、手足や耳の先天異常、手の外傷、マイクロサージャリ―、鼻形成術、眼瞼下垂、皮膚および軟部腫瘍、瘢痕拘縮、などを中心に診療をしています。

当科では1)熱傷、2)顔面骨骨折および顔面 軟部組織損傷、3)口唇口蓋裂、4)その他顔面、頚部の先天異常 5)手足の先天異常・外傷、6)体表の全ての部位の母斑・血管腫・良性腫瘍、7)悪性腫瘍および腫瘍切除後の再建、8)瘢痕拘縮・ケロイド、9)難治性潰瘍、10)褥瘡、11)美容 などの治療を行なっています。

乳癌手術後の乳房再建手術は、外科と連携し、標準的な治療の一つとなっています。腫瘍切除後の乳房変形は切除部位、切除量により異なるため、一つの術式 にとらわれず、有茎皮弁術、血管柄付遊離皮弁術、シリコンを用いた再建術など、患者さまと相談し、治療方針を決めています。最近の動向としては胸部の手術 創が分からないようなデザインによる術式の完成を目指し、診療を行なっております。

頭頸部再建は、顔面や舌、咽頭などの腫瘍切除や外傷後の欠損に対し、失われた機能と形態を血管柄付遊離皮弁などで再建する手術です。対象となる疾患の多くは悪性腫瘍で、耳鼻咽喉科と連携して行っております。積極的に患者さんの要望に応えて、術後のQOL(Quality Of Life 生活の質)の向上と早期の社会復帰を目標に全力で治療に取り組んでいます。

整形外科、泌尿器科、婦人科と連携した組織欠損部再建も手術用顕微鏡を用いたマイクロサージャリーが必要となることが多く、患者さんの希望 を考慮した術式の選択を心がけています。関連各科と術前に症例検討を行ない、さまざまな治療法の中から最善の方法を模索する努力を常におこなっています。

手足の治療は、正常手の解剖や解剖学的変異を熟知していることが必須であり、デュプイトレン拘縮や腱鞘炎などの治療を行っています。また、外傷により機能的・整容的後遺症が残った場合でも、機能と形態をより改善するような治療を行なっています。

手足や耳の先天異常は形成外科開設時より約3000例以上の治療を行ってきました。多指(趾)症、合指(趾)症、裂手(足)症、巨指(趾)症、短指 (趾)症など機能、形態再建を一環とした治療計画で行っています。また、耳の変形に対し、適切な治療時期に手術を行っています。

顔面の骨折に対し、整復固定術や骨切り術、骨移植を行っています。眼科、耳鼻咽喉科、脳神経外科と連携して頭蓋、顎顔面の形成手術を行っています。

口唇裂、口蓋裂などの先天異常では、より自然な美しい形態を得ることが必要であるのはもちろんですが、歯科矯正治療による歯並びの改善、言語治療など長 期にわたって包括的にmultidisciplinaryなアプローチのもと患者さんを見守っていく必要があります。

この50年間における形成外科の進歩は実にめざましいものですが、まだ万能からは程遠いといわねばなりません。現在おこなわれている形成外科的治療で も、難治性潰瘍や褥瘡のように創傷治癒が遷延するケースがあります。現在の医学的治療の限界を認識し、更なる治療を開拓すべく基礎研究を行なっています。これら次世代へ向けた研究は、将来の新たな形成外科治療の確立につながることを確信しています。


特色


口唇口蓋裂、頭頚部再建などの専門分野に関しては慈恵医大附属病院(新橋)より、主任教授、准教授およびスタッフに協力していただき、当院で診療及び治療を行っています。また、他科と密接に連携を取りながらいわゆるチーム医療体制の下に診療を行なっています。


スタッフ紹介


<部長の略歴>

野嶋 公博
1990年  慈恵医大卒業
1993年  慈恵医大研修医を経て慈恵医大形成外科入局
2002年  テキサス大学サウスウエスタンメディカルセンター留学
2005年  慈恵医大形成外科学講座講師、学位(医学博士)取得
2013年  慈恵医大形成外科学講座准教授

日本形成外科学会評議員、日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会評議員
日本形成外科学会専門医、日本手外科専門医、皮膚腫瘍外科指導専門医、シリコンインプラント実施施設責任医師、エキスパンダー実施施設責任医師、
所属学会:
米国形成外科学会(ASPS)、 日本形成外科学会、国際形成外科学会、日本乳癌学会、日本整形外科学会、
日本手外科学会、日本マイクロサージャリ―学会、日本頭蓋顎顔面外科学会、日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会、日本褥瘡学会、外科系連合学会



<診療医長、診療医員など>

診療医長 牧野 陽二郎
2004年 慈恵医大卒業
2006年 慈恵医大研修医を経て慈恵医大形成外科入局
      日本形成外科学会専門医
所属学会: 日本形成外科学会、国際形成外科学会、日本頭頸部癌学会、
       日本マイクロサージャリ―学会、日本気管食道科学会、
       日本顔面神経学会
診療医員

牧 昌利
香川医大卒業
日本形成外科学会専門医
日本形成外科学会、日本頭蓋顎顔面外科学会、日本マイクロサージャリ―学会

宋 有奈
獨協医大卒業
日本形成外科学会、日本手外科学会、日本マイクロサージャリ―学会、日本抗加齢医学会

仲 謙
慈恵医大卒業
日本形成外科学会




手術件数


手術名 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年
顔の外傷 35件 64件 35件 49件 53件 54件
手足の外傷 22件 28件 44件 37件 20件 27件
熱傷 10件 7件 2件 9件 10件 2件
唇裂、口蓋裂 2件 3件 5件 4件 4件 5件
手足先天異常 9件 12件 16件 30件 12件 10件
その他の先天異常 16件 22件 26件 14件 22件 30件
良性腫瘍、それに関する再建 176件 161件 261件 297件 293件 244件
悪性腫瘍、それに関する再建 77件 86件 67件 62件 62件 81件
瘢痕拘縮、ケロイド 17件 16件 41件 35件 30件 40件
褥瘡、難治性潰瘍 5件 14件 40件 44件 35件 31件
美容 0件 0件 1件 1件 5件 0件
炎症、変性疾患 43件 55件 69件 69件 104件 44件
その他         9件 1件
合計 412件 468件 607件 651件 659件 569件


その他


慈恵医大形成外科ホームページ http://www.plasticsurg.jp/



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