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泌尿器科


2023年4月現在

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診療部長:山田 裕紀

診療スタッフ
診療部長 山田 裕紀
医師数 常勤 8名

診療内容・専門分野


前立腺肥大症、前立腺がん、そして尿失禁など泌尿器科が扱う病気は加齢によるものが多く、高齢化社会を迎えている我が国において泌尿器科が担う役割は大きくなってきています。一方、尿路結石症や、膀胱炎などの尿路感染症などのありふれた病気も泌尿器科では重要です。
さらに、健康診断で指摘されがちな尿潜血(尿に血液が混じる状態)は尿路結石症以外にも尿の通り道のがんが原因であることもあるため、決して無視できないものです。
葛飾区とその周辺には泌尿器科を専門とする施設が少ないため、当科では当地域の中核病院として泌尿器科疾患全般について偏りのない診療を行い、地域にお住まいの方々の健康に少しでも寄与したいと考えております。


特色


「安全でからだにやさしい医療」を目標としています。
泌尿器科のどの病気に対しても可能な限り良質な治療を提供いたします。

現在、当科で行っております診療内容はおおよそ以下の項目があります。

  1. 泌尿器科領域の腫瘍(前立腺癌、腎癌、腎盂・尿管癌、膀胱癌、精巣腫瘍、副腎腫瘍)
  2. 尿路結石
  3. 前立腺肥大症
  4. 尿路感染症(膀胱炎、腎盂腎炎、慢性前立腺炎
  5. 女性泌尿器

特殊検査・先進医療


1. 腎結石、尿管結石に対する体外衝撃波治療(ESWL):日帰り治療を平成24年1月から開始しました。

主な医療機器・設備


1. 体外衝撃波結石破砕装置(ESWL)
2. ホルミウム・ヤグレーザー:前立腺肥大症、結石治療に使用します。2020年度より新たに前立腺肥大に対する低侵襲治療 レーザー前立腺核出術(HoLEP)を開始しました。
3. 内視鏡治療用バイポーラ電気メス:前立腺肥大症治療にとしてTURis-P、TUEBを行っております。
4. 軟性尿管鏡・硬性鏡:腎尿管結石治療に使用します。
5. 腹腔鏡手術システム:副腎腫瘍および泌尿器悪性腫瘍(腎癌、腎盂・尿管癌、膀胱癌)、腎盂尿管移行部狭窄症、尿膜管遺残に対する手術に使用します。
6. 2020年11月より、腹腔鏡手術に3D内視鏡システムを導入しました。

患者数・症例数・生検数・手術数・治療成績等


2022年1月〜2022年12月実績

外来患者数 平均1,223名/月
入院患者数 平均475名/月
平均在院日数 8.9日
延べ手術件数 516件
全身麻酔手術 167件
化学療法(外来) 412件
化学療法(入院) 130件

検査入院

検査名 症例数
経直腸式前立腺針生検 122例
経会陰式前立腺針生検 14例

手術件数(2022年 主なもの)

術式 件数
腹腔鏡下副腎摘出術 6件
後腹膜鏡下腎・尿管悪性腫瘍手術 8件
腹腔鏡下腎・尿管悪性腫瘍手術 20件
腹腔鏡下腎部分切除術 3件
開腹根治的腎摘除術 3件
経腰式腎部分切除術 1件
経尿道的膀胱腫瘍切除術 161件
腹腔鏡下膀胱全摘術(回腸導管造設) 5件
開腹膀胱全摘除術(尿路変行なし) 1件
腹腔鏡下前立腺全摘除術 12件
腹腔鏡下仙骨膣固定術 1件
経尿道的前立腺切除術 20件
経尿道的結石破砕術(レーザー) 80件
経尿道的結石砕石術(レーザー) 6件
経皮的腎(腎盂)瘻造設術 22件
体外衝撃波結石破砕治療 39件
高位精巣摘除術 4件
精巣摘出術 4件

専門外来


1. ストーマ外来:尿路変向術をお受けになった患者さんのストーマ・ケア外来を水曜日の午後におこなっております。(担当:田代)
2. 外来化学療法:抗がん剤の化学療法の一部は通院でおこないます。

特殊検査・先進医療


1. 腎結石、尿管結石に対する体外衝撃波治療(ESWL):日帰り治療を平成24年1月から開始しました。

主な医療機器・設備


1. 体外衝撃波結石破砕装置(ESWL)
2. ホルミウム・ヤグレーザー:主に結石治療に使用します。 2020年度より新たに前立腺肥大に対する低侵襲治療 レーザー前立腺核出術(HoLEP)を開始しました。
3. 内視鏡治療用バイポーラ電気メス:前立腺肥大症治療にとしてTURis-P、TUEBを行っております。
4. 軟性尿管鏡・硬性鏡:腎結石・尿管結石治療に使用します。
5.

腹腔鏡手術システム:副腎腫瘍および泌尿器悪性腫瘍(前立腺癌、腎癌、腎盂・尿管癌、膀胱癌)、腎盂尿管移行部狭窄症、尿膜管遺残に対する手術に使用します。

6.

2020年11月より、腹腔鏡手術に3D内視鏡システムを導入しました。


救急、時間外診療の対応


1. 夜間当直:火曜日と金曜日にはスタッフが当直しておりますが、それ以外の曜日の夜間はオンコール体制となっており必要であれば病院に担当者が戻り診察いたします。
2. 休日体制:9:00〜12:30は担当者が院内におりますので診察いたします。

その他


1. 放射線治療:2018年1月に放射線治療センターが開設されました。必要な方は当医療センターで治療を受けることが可能となります。
2. 腹腔鏡手術:日本泌尿器内視鏡学会・腹腔鏡技術認定医が常勤しております。
-2015年2月より腎・尿管悪性腫瘍および副腎腫瘍に対し腹腔鏡手術を開始しました。
-2015年7月より膀胱癌に対して腹腔鏡手術を開始しました。
-2016年2月より前立腺癌に対する腹腔鏡下前立腺全摘除術を開始しました。
-2018年7月より尿膜管遺残に対する腹腔鏡下尿膜管摘出術を開始しました。
3. ロボット支援手術:現在、当院ではおこなっておりませんので、近隣の施設をご紹介しております。
4. 尿失禁の手術:尿失禁の手術は慈恵医大附属病院(本院)、あるいは近隣で多く手術をおこなっている近隣の施設をご紹介しております。
5. パイロニー病:過去におこなっていました衝撃波治療は現在おこなっておりません。手術が必要な場合には都内で多くの手術をおこなっている施設をご紹介いたします。
6.

前立腺癌に対する小線源治療は慈恵医大附属病院(本院)、あるいは多く手術をおこなっている近隣の施設をご紹介しております。

7.

内服治療によるコントロール困難な過活動膀胱および神経因性膀胱に対しての『ボトックス膀胱注射療法』を、外来日帰り治療として2022年3月より開始しました。


診療スタッフ


診療スタッフ 職位 専門 資格
診療部長 山田 裕紀
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准教授 泌尿器腹腔鏡手術
副腎腫瘍

日本泌尿器科学会指導医・専門医

日本泌尿器内視鏡学会・腹腔鏡技術認定医

腎移植認定医

診療医長 田代 康次郎 助教 泌尿器悪性腫瘍
がん遺伝診断
ボトックス治療
泌尿器科学会専門医
難病指定医
診療医員 安江 圭史 助教 泌尿器一般 泌尿器科学会専門医
診療医員 高見澤 重慶 助教 泌尿器一般  
診療医員 岡本 真理愛 助教 泌尿器一般  
診療医員 高橋 悠介 助教 泌尿器一般  
診療医員 吉原 健太郎 助教 泌尿器一般  
診療医員 榊原 令子 助教 泌尿器一般  

関連リンク


東京慈恵会医科大学 泌尿器科


専門医制度と連携したデータベース事業について

当院は、患者さんにより適切かつ最善の医療を提供するために、外科系の専門医制度と連携したデータベース事業、一般社団法人National Clinical Database (NCD)に参加しております。詳しくはくはNCDホームページ(http://www.ncd.or.jp/)をご参照ください。何卒、ご理解ご協力賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
※【事務連絡】ホームページURLは、リンク掲載していただきますようお願いいたします。