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講義・実習・演習・研究

総合教育

 入学すると、緑の多い環境の中にある国領校で、医学生としての生活の第一歩を踏み出します。明るい講義室で行われる100人単位 の講義、ロールプレイ実習から、少人数による演習まで多彩なカリキュラムが用意されています。生命基礎科学の実習や演習をとおして、自然科学の基礎を習得します。また、体育館やグラウンドで青春の汗を流します。

基礎医学

 医学は知識を書物から得るだけでなく、実際に体験することが大切です。基礎医学の実習では、教員と質疑応答を行うことにより、ものごとを論理的に考えることを学び、科学としての医学の基礎を身につけます。“研究室配属”のコースでは、実際に研究室に入り、医学研究の一端に触れます。

臨床実習

 臨床医学実習では、診療チームの一員として指導医と一緒に直接患者さんに接して、患者さんの病態を理解し、診断と治療の実際を学びます。また、手術室に入り手術を見学することもあります。患者さんを診た後、少人数で指導医と質疑応答をすることにより、病気に対する理解をより深めます。

国領キャンパス

 国領校の校舎は緑に囲まれ、明るく近代的な建物です。図書館、体育館、グラウンド、テニスコート、そして食堂があり、豊かな学生生活を満喫できます。また、看護学科や附属第三病院が隣接しています。平成14年度からコンピュータ演習室での授業がスタートしています。自然科学の実習は少人数に分かれ、自らが中心となって行います。

西新橋キャンパス

 大学1号館の4階講堂には122台の最新鋭コンピュータを設置し、5階講堂、6階講堂、南講堂にも新しい講義支援システムが完備されています。8階にはわが国初めてのOSCEセンターがあり、15室の少人数学習環境とIT設備による新しいタイプの授業が開始されました。少人数学習室は大学管理棟の15室と合わせ、合計30室あります。

 平成15年度には診療技能のトレーニングのためのスキルス・ラボが開設されました。西新橋校は、この最新鋭の大学1号館と関東大震災以後に建てられた大学本館が新旧の調和をなし、伝統校でありながら教育の最先端を進む慈恵医大を象徴しています。また、西新橋校舎には、総合医科学研究センターがあり、数多くの先端医学研究が進められています。

附属病院(本院)

 西新橋校に隣接する附属病院(本院)には、毎日、多数の外来患者さんが来られます。厚生労働省から承認された特定機能病院として先進医療を実践し、診療と教育の中心的役割を果たしています。 病院の中では、教員と身近かに接して、直接指導を受け、知識だけでなく、医師としての自覚や態度を身につけていきます。