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卒後状況

医師国家試験合格率(新卒業生)

実施年月 受験者数(人) 合格者数(人) 合格率(%)
平成28年2月 107 107 100
平成29年2月 97 92 94.8
平成30年2月 115 112 97.4
平成31年2月 113 111 98.2
令和2年2月 109 104 95.4
令和3年2月 118 115 97.5
令和4年2月 108 106 98.1
令和5年2月 110 107 97.3

 

卒業進路

 6年間の教育課程をすべて終えて卒業し、医師国家試験に合格すると卒業生はいろいろな進路を選択します。研修医として2年間臨床研修(初期臨床研修)を行い、その後、専門科を決めてから3年間レジデントとして研修します。本学の臨床医学講座に入ったり、あるいは他大学や大学以外の病院で臨床医としてさらに修練します。一部の人は卒業後、基礎医学者の道を選択し、研究者として第一歩を踏み出します。また、医療行政の道を歩む人もいます。このように、卒業後はいろいろな選択肢があります。

卒後臨床研修

 本学では建学の精神に基づき「優良な医師育成」を目的として、卒後臨床教育システムを構築しています。これは、2年間の「初期臨床研修コース」と、これに続く3年間の「専門修得コース(レジデント)」によって構成され、本学附属4病院および関連病院を有効に利用することにより、全人的医療を行える基盤を培うとともに、大学病院としての高度な専門的医療が行える医師を養成しようとするものです。 初期臨床研修コースは、平成16年4月の医師法改正により、医師の臨床研修が必修化され、基本的診療能力修得のため全国的な到達目標が設定されました。

  本学では、到達目標を達成すべく、基本研修科目(内科、外科、麻酔科、救急)、必須科目(精神科、小児科、産婦人科、地域保健・医療)の他に、個人が自由に決定できる選択科目を加え、更に附属4病院それぞれの特色を加えた研修プログラムとなっております。一方、専門修得コース(レジデント)では、各学会認定の専門医資格取得を視野に入れ、専門的知識、技能の修得を目的とした独自のプログラムが診療科ごとに作成されています。

  本学附属病院では、基本的にこれら卒後臨床教育の修了を採用応募資格の条件としています。