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外来棟手術センター/皮膚レーザー治療室

外来棟手術センターは、中央診療部門に組識され「外来棟手術室」、「皮膚レーザー治療室」の2部門より構成されています。

診療内容・専門分野

表在性皮膚病変(あざ、ほくろ、しみ)などをレーザー照射治療します。皮膚科と形成外科の専門の医師が担当しております。受診患者数は、月平均100〜150名ですので予約が必要です。太田母斑、扁平母斑、異所性蒙古斑、外傷性異物沈着症、単純性血管腫、苺状血管腫、毛細血管拡張症は健康保険診療で行っています。雀卵斑(そばかす)、老人性色素斑(しみ)、色素性母斑(ほくろ)、巨大色素性母斑などは、健康保険適用外です。大きさや数により料金が異なりますので治療開始前にご説明致します。

特色

各疾患へのレーザー治療における効果的なプロトコールを作成しました。これに基づいて治療を行い、各々の疾患について検討を加えて成果をあげています。より良い治療効果を得るために疾患によっては低年令から照射治療を開始しています。したがって、入院・全身麻酔下の照射治療も行います。成績については日本レーザー医学会、日本形成外科学会で報告しています。

特殊検査・先進医療

  1. 単純性血管腫の治療効果の検討
  2. 太田母斑のQスイッチルビーレーザー照射による治療効果の検討
  3. レーザー治療成績よりみた扁平母斑の分類と検討
  4. 苺状血管腫に対する早期レーザー治療効果の検討
  5. ウルトラパルス炭酸ガスレーザーによる日光角化症の治療効果と病理組織学的検討

主な医療機器・設備

保有常設レーザー機

  1. ウルトラパルス炭酸ガスレーザー
  2. Qスイッチルビーレーザー
  3. Vbeam(血管病変治療用レーザー)

外来担当医表

形成外科と皮膚科との担当があるので受診するときに、担当科を明確にしてください。
形成外科と皮膚科の各々の特色により、治療内容が多少異なります。

皮膚レーザー治療の受診にあたって

  1. 皮膚レーザー治療の適応疾患か否かは、初診担当の皮膚科医師または形成外科医師の診断結果によります。なお、同日は、皮膚レーザー治療を受けることはできませんので、ご了承ください。
  2. 皮膚レーザー治療室の外来担当医表は、皮膚科ならびに形成外科医師名を掲出しております。皮膚レーザー治療を受けるにあたっては、初診時に診察を受けられた科と同じ受診科の医師が診察にあたります。
  3. 皮膚レーザー治療の治療費は、保険適用になる場合と自費診療になる場合があります。初診時に診察を受けられた皮膚科または形成外科の医師にご確認ください。