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先進医療について
平成22年4月1日現在

当院において承認され現在行われている先進医療は下記の通りです。
 

超音波骨折治療法

 
■診療科 整形外科
■適応症 四肢の骨折(治療のために手術中に行われるものを除く)のうち、観血的手術を実施した場合
■料金 154,700円
■承認年月日 平成19年3月20日
■主な内容

これまで、難治性骨折(遷延治癒骨折、偽関節)に対しては、手術を行い掻爬、骨移植など侵襲的な治療が行われてきました。一方、非侵襲的な方法として、1983年に骨折部への超音波照射が骨折治癒を促進することが、基礎的、臨床的に報告されました。以来、欧米ならびに本邦において広く超音波治療が行われ、その有効性と安全性が示されてきました。特に本邦では保険適応医療として難治性骨折(受傷後3か月以上経過しても骨癒合が得られない遷延治癒骨折や偽関節)に対して使用されてきました。当該医療技術を骨折治療の早期から使用することで、従来より骨折治療期間が短縮すること、また難治性骨折が推察される症例では、従来より高い骨癒合率が獲得されることが期待されます。

 

膵腫瘍に対する腹腔鏡補助下膵切除術

 
■診療科 肝胆膵外科
■適応症

膵内分泌腫瘍(インスリノーマなど)、脾動脈瘤、粘液性嚢胞腫瘍、膵管内腫瘍その他の膵良性腫瘍

■料金 433,270 円
■承認年月日 平成20年6月30日
■主な内容

腹腔鏡補助下手術は小開腹創から術者の左手を腹腔内に挿入しながら、腹腔鏡視野下で手術を行うもので、侵襲の低い完全鏡視下手術と安全性の高い開腹手術の双方のメリットを生かしたハイブリッド術式として期待されています。特に、膵手術などの高度な手術を安全かつ低侵襲に行うのに適しております。通常の鏡視下手術と同様、二酸化炭素による気腹下に手術を行いますが、術者の左手を特殊な経路から腹腔内に挿入して操作できるのが特徴で、より手術の自由度が高まります。腹腔内の操作手順は基本的に開腹の膵手術と同様です。開腹手術に比較して術中出血量や合併症の発生頻度が少ない、あるいは、傷が小さく術後の痛みが少ない、といった特徴から早期の退院と社会復帰が望めます。



早期胃がんに対する腹腔鏡下センチネルリンパ節検索

 
■診療科 消化管外科
■適応症

胃がん

■料金 63,860円
■承認年月日 平成21年6月1日
■主な内容

胃癌に対する、確実な治療は、病巣の完全切除とリンパ節郭清です。
粘膜下層まで浸潤した早期胃癌に対する標準治療は、リンパ節郭清を伴う胃切除が行われますが、術後胃切除後障害が高度に出現することがあります。早期胃癌のリンパ節転移率は約15%前後で、残りの方は標準手術は過大手術ともいえます。慈恵医大では、リンパ節転移の有無を、赤外線腹腔鏡を用いたセンチネルリンパ節(癌が最初に転移すると思われるリンパ節)検索を行うことにより、これまで、200例以上の胃癌症例のセンチネルリンパ節検索を行い有効性を確認しております。センチネルリンパ節検索を行うことにより、縮小手術として、胃を温存した手術を行なえる可能性があります。
 詳しくは、慈恵医大外科ホームページをご覧下さい。
 http://www.jikeisurgery.jp/diseasegroup/upper-dig/index.html


多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術(白内障に係るものに限る)

 
■診療科 眼科
■適応症

白内障

■料金 片眼336,000円
■承認年月日 平成21年12月1日
■主な内容

白内障とは、眼の中のレンズである水晶体という組織が白く濁ったために、外からの光が眼の内へ十分入らなくなった結果、物が見えにくくなっている病気です。白内障が原因で生じた不快な症状を改善させ、視力を取り戻すためには、手術によって濁った水晶体を取り除き、眼内レンズという人工のレンズと交換する以外には方法がありません。通常使用する眼内レンズは、単焦点レンズを使用することが普通です。しかし、この場合は、調節力が失われるため、遠方視力を重視する度数に設定すると、近くを見るときは老眼鏡が必要で、近見視力を重視すると、遠くを見るときにはメガネが必ず必要になります。そこで遠くも近くもメガネをかける頻度を減らしたいという要望にこたえるのが、最近様々なメディアで話題になっている多焦点眼内レンズです。本レンズはその構造が繊細であり、運用には従来の単焦点眼内レンズにはない注意が必要であります。しかし、適応がある患者さんに正しく使用されれば、通常の単焦点レンズでは得られない二ヶ所の焦点を得ることが可能になり、患者さんの術後のライフスタイルに大いに貢献するものと考えます。詳しくは眼科のホームページ(http://www.jikei.ac.jp/ophthalmology/iol/index.html)をご覧ください。



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