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人間ドック&健康診断

診療部長(代行) 加藤 智弘

診療部長
加藤 智弘

診療スタッフ
診療部長 加藤 智弘
医長 後藤 恭子、野木 裕子
診療医員 湯川 豊一
小林 寛子
医師数 常勤11名、非常勤9名
人間ドック・健診のご案内     
  配布用パンフレット


新橋健診センター移転について
当センターは、平成31年1月5日(土)よりN棟2階へ移転いたします。
なお、移転準備のため、12月後半から1月初旬にかけて人間ドックおよび各種健康診断の受け入れを一部制限させていただきます。
何卒ご了承くださいますようお願いします。
平成30年9月
詳しくはこちらをご覧ください。

センターの理念

東京慈恵会医科大学創設者高木兼寛による「病気を診ずして病人を診よ」の教えに基づき、質の高い医療を実践し、受診者様から信頼されるセンターをめざします。

基本方針

  1. 受診者様が満足する良質な医療を実践します。
  2. 優れた技能を身につけ、日々、医療水準の向上に努めます。
  3. 全職員が誇りをもって働ける職場づくりを実践します。

受診者様の権利

医療は健診受診者と医療提供者との信頼関係で成り立っております。当センターでは、すべての受診者に次の権利があるものと考え、これらを尊重した医療を行います。

受診者様へのお願い

次のことを十分ご理解いただき、適切な医療の提供にご協力くださいますようお願い申し上げます。

診療内容

当新橋健診センターは、昭和23年に、労働衛生管理相談所を前身として設立。健康に関するよき助言者として、18歳以上を対象とした人間ドック、専門ドックほか各種の健康診断を行っています。

人間ドック

特色1:2機関による認定

日本病院会・日本人間ドック学会による機能評価認定、ならびに日本総合健診医学会の優良認定施設の両者に指定されている大学附属病院の人間ドック施設は日本で当センターのみです(平成26年4月現在)。

特色2:日本の人間ドック診療をリード

平成4(1992)年に肝臓がんの原因70%を占めるC型肝炎検査を導入しました。日本で最初(平成11(1999)年)に、メタボリックシンドロームの診断に必要な腹囲測定を開始、さらに成人失明第一位の緑内障の発見の為に、視野検査を導入しました。第53回日本人間ドック学会学術大会を主催するなど、日本の人間ドックをリードしています。

特色3:自覚症状・病歴を加味して評価

病歴を伺い人間ドック受診自体のリスクを減らします。自覚症状と関連する検査所見があれば、今後の対応を記します。

特色4:診察医師が最後まで一貫して対応

診察医師が結果票全領域を作成しお届けします。再検査も診察医師が担当します。また、診察医師以外の2名の医師が結果票をチェックするという、日本で唯一のトリプルチェック体制を敷き、2週間後に郵送します。とくに画像検査は附属病院画像診断部の診断が加わります。

特色5:検査値でなく人をみて評価します

たとえば腎臓1つとっても、血液検査、尿検査、超音波検査を統合し、さらに受診者の年齢、性別、過去のデータ、罹った病気、自覚症状を考慮して判定を行います。そのため再検査や精密検査がかなり少なくなります。

1)実施日:

月〜土曜日

2)予約受付開始:

受診予定日の月を含んだ4ヶ月前の1日(非営業日の場合は翌日)から開始します。なお、受診予定日の10日前までで終了します。
例)10月受診希望の場合は7月1日予約開始となります。   
午前8時より電話(03)3433-1111及び窓口にて行います。   
1〜3月分は比較的予約がとりやすくなっております。

3)料金:

Aコース/49,000円(税別)

4)検査内容:

本HPトップのパンフレット「人間ドック・健診のご案内」をご参照ください。
人間ドックの内容は、健康保険連合組合・日本人間ドック学会・日本総合健診医学の3者で定めた基本検査項目をすべて網羅しています。
当人間ドック受診することで、特定健康診断 (40歳以上75歳未満の国民が受診すべき健診)、職域定期健康診断の内容を網羅していますので、再度受診の必要はありません。

臓器別検査項目とオプション検査の関係

対象 人間ドック検査項目(49,000円) オプション検査/専門ドック(税別)
医療情報 医療面接・診察  
身体 身長、体重、BMI、体脂肪率、腹囲など  
  脳MRI/MRA(30,600円)、脳ドック(48,000円)、メンタルサポート(8,000円)
聴力検査(1000Hz,4000Hz)  
視力、視野、眼圧、眼底写真  
甲状腺   甲状腺ホルモン(6,300円)
呼吸器 呼吸機能検査、肺年齢、胸部X線 胸部CT(20,400円)、喀痰=肺癌細胞検査(2,850円)、肺癌ドック(22,000円)
心臓・血圧 心電図、胸部X線、血圧 心臓ドック(運動負荷心電図検査)(10,000円)
血球 白血球、赤血球、血小板、鉄など  
感染症 CRP、TP抗体、RPRテスト  
脂質 LDL・HDLコレステロール、中性脂肪など  
糖尿病 血糖、HbA1c、インスリン抵抗性など 糖尿病ドック(ブドウ糖負荷試験)(9,820円)
尿酸 尿酸  
食道・胃・十二指腸 バリウム検査(2回目以降は内視鏡検査に変更可能(追加料金4,000円)
病理組織検査(がん細胞診断)を同時に実施希望され実施した場合は10,000円追加
血中ピロリ菌検査(1,820円)
肝臓・胆嚢・脾臓 AST、ALT、コリンエステラーゼ、B型・C型肝炎ウイルス検査など超音波検査 腹部CT検査(内臓脂肪面積測定付き)(20,400円)
膵臓 膵アミラーゼ、超音波
大腸 便潜血検査=大腸がんスクリーニング検査 大腸ドック(23,250円)
腎臓・尿路 クレアチニン、eGFR、尿蛋白、尿潜血など超音波検査  
前立腺   PSA(前立腺腫瘍マーカー,2400円)
乳腺・婦人科   女性検診(8,000円)、経膣超音波(4,000円)、性ホルモンドック(8,550円)
  骨ドック(5,400円)

5)契約:

健康保険組合連合会、私学共済事業との健診契約施設(一日ドック)に指定されています。

6)人間ドック後のフォローアップ:

当日の結果で、すみやかに受診が必要な場合は附属病院の予約をとり、紹介状を作成します。また生活習慣病では、保健師が保健指導を行います。
平成22年4月より、人間ドック受診の約3ヵ月後、E(要精密検査)・G(要治療)判定に関しましては受診状況やその経過を確認させていただいております。予めご了承ください。
精密検査・治療が必要となった場合は病状に合わせて附属病院をご紹介いたします。

7)オプション検査・専門ドック:

人間ドック受診者のみ、臓器・病態別のオプション検査・専門ドックを用意しています。
選択の目安として、「年齢・性別でのオプション検査・専門ドックの選び方」(ここをクリック)をご参照ください。
また、「性別にみた死因順位に対する人間ドックの検査項目と専門ドック」(ここをクリック)、「がん部位別・年齢別罹患率から見た人間ドック検査項目とオプション検査・専門ドック」(ここをクリック)をご参考ください。
なお、すべて予約制になっております。結果は書面でご報告いたします

専門ドック

人間ドック受診者のみを対象に、臓器・病態別専門ドックを行っています。
なお、全て予約制となっておりますのでご注意ください。結果は書面でご報告いたします。

専門ドックの種類 概要 実施日 料金(税別)
脳ドック 脳MR検査・専門医診察 第2・4週の土曜日各午後 48,000円
骨ドック DXA骨密度測定 営業日 9時〜 5,400円
肺がんドック マルチスライスCT
喀痰検査
営業日 9時〜 22,000円
心臓ドック トレッドミル運動負荷 第1・3・5週水曜日 午後3時〜4時 10,000円
糖尿病ドック ブドウ糖負荷検査 営業日 8時30分〜 9,820円
大腸ドック 大腸内視鏡 毎週火・木曜日 23,250円
性ホルモンドック 女性ホルモン量測定 営業日 午前 8,550円
メンタルサポート 精神神経科医師診察 随時(要相談) 8,000円

健康診断(税別)

18歳以上の方を対象としております

40歳未満 月曜〜金曜 受付時間 12時30分〜13時30分
土曜 受付時間 8時〜10時
40歳以上 月曜〜土曜 受付時間 8時〜10時

特定健診・特定保健指導

平成20年4月より特定健診・特定保健指導が開始されました。これは高齢者医療の確保に関する法律第18条ほかで制定されるもので40歳以上74歳以下の全国民が対象として受診が義務化されるものです。この制度を円滑に実施するために、平成20年4月より、抜本的に健診内容、時間帯を変更させていただきますため、ご案内申し上げます。

当施設で人間ドック、職域定期健康診断、雇入れ時健康診断をお受けになられる場合は、特定健診を受けた事務処理をさせていただき、「特定健診を受けた」となります。

各保険者の所属健康保険組合から配布されます「特定健診実施券」を健診時に受診者自身がお持ちいただいた場合は、受理・事務処理をさせていただきます。

日本人間ドック学会・日本病院会を窓口とした集合契約に参加しています。
当施設で人間ドック・定期健康診断を受診された方で特定保健指導該当者に対して特定保健指導を 実施いたします。
詳細はこちらをご覧ください。

各種予防接種

当センターのワクチンは18歳以上の方を対象にしております。
(実施は月曜〜金曜 14時30分〜15時)
当日の体調、治療中の疾患によってはワクチン接種ができないこともありますので、事前にお問い合わせください。

1) ワクチンは下表のように生ワクチン(種別:生)と不活化ワクチン(種別:不活化)に分かれます。生ワクチンと不活化ワクチンは同時接種できません。 複数の予防接種が短期間で必要な場合には下記スケジュールにより接種を行います。

  1. 生ワクチンのみ複数種類を接種する場合はまとめて1回接種可能です。
  2. 不活化ワクチンのみ複数種類を接種する場合はまとめて1回で接種可能です。
  3. 生ワクチンと不活化ワクチンを接種する場合は、最初不活化ワクチンを接種(複数可能)し、1週間後に生ワクチン(複数可能)の接種が可能です。

2) 生ワクチンは1回の接種、不活化ワクチンは肺炎球菌ワクチンを除いて2-3回の接種が必要になります。接種間隔は下の表をご参照ください。

3) BCGを除く生ワクチン、A型肝炎、B型肝炎ワクチンは、ワクチン接種前に抗体の有無を血液検査にて検査可能です。その際、接種前の抗体検査は必須ではなく、抗体検査を受けずにワクチン接種は可能です。

料金は税別です。

 
ワクチン名
種別
事前検
査/抗
体保有
の有無
1回目
2回目
3回目
事後検
査/抗
体形成
の有無
接種間隔その他
1
麻疹(はしか)
\3,450
\6,600
----
----
\3,450
妊娠の方は受けられません。
2
風疹(3日はしか)
\3,450
\6,600
----
----
\3,450
妊娠の方は受けられません。
3
水痘(水ぼうそう)
帯状疱疹
\3,450
\8,300
----
----
\3,450
妊娠の方は受けられません。
4
流行性耳下腺炎
(おたふくかぜ)
\3,450
\6,600
----
----
\3,450
妊娠の方は受けられません。
5
MR(麻疹・風疹)
\6,900
\13,200
----
----
\6,900
妊娠の方は受けられません。
6
BCG
----
\5,300
----
----
----
妊娠の方は受けられません。
7
A型肝炎
不活化
\2,250
\8,500
\8,500
\8,500
\2,250
2-4週後に1回目、24週後に3回目接種。
8
B型肝炎
不活化
\7,580
\7,400
\7,400
\7,400
\7,580
4週後に2回目、20-24後に3回目接種。
9
破傷風
不活化
----
\3,600
\3,600
\3,600
----
3〜8週後に2回目接種。
12ヵ月後に3回目接種で免疫増強。
10
日本脳炎
不活化
----
\6,400
\4,200
\4,200
----
1-4週間後に2回目接種。
12ヵ月後に3回目接種。
11
肺炎球菌
不活化
----
\9,500
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前回より5年以上空ける。
12
ツベルクリン
 
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\1,000
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接種48時間後に判定。

ツベルクリンは結核診断薬です。

60歳以上の方にお勧めの予防接種

帯状疱疹発症予防のための“水痘ワクチン” 大人では、帯状疱疹と言って、みずぼうそうと同じウイルスによっておこる病気があります。小児期にみずぼうそうに罹っていても、成人では神経に沿って発疹、水泡が出現します。痛みを伴い、適切に治療しないと、神経痛が残ってしまいます。水痘ワクチンは、大人で見られる帯状疱疹の予防になります。

65歳以上の方にお勧めの予防接種

肺炎球菌感染予防の“肺炎球菌ワクチン” 日本人の死因第3位は「肺炎」(平成23年)です。その95%が65歳以上の高齢者です。肺炎の原因はさまざまですが、最も多いのは肺炎球菌によるもので、60歳以上の肺炎患者の50%弱を占めています。

研究

  1. ライフスタイルと疾病の関係
  2. 6つの健康習慣 一無(無煙)、二少(少食・少酒)、三多(多動・多休・多接)の有効性
  3. 正常眼圧緑内障

健診者数

年間受診者数 15,660名(平成29年度実績)

(内訳)    
*人間ドック 7,421名  
*雇入れ時健診 1,043名  
*定期健診 4,854名  
*特殊健診 1,780名  
*予防接種 328名  
*その他 234名

リニューアルオープンについて

2019年1月5日より移転しました。

▲敷地図

▲N棟 玄関

▲N棟 玄関(タクシー乗り場付近より)

▲新橋健診センター専用入口

▲新橋健診センター受付前ロビー
◀手前の6階建ての建物がN棟

西新橋キャンパス再整備計画における院内通行制限について

 現在、東京慈恵会医科大学および附属病院では、新外来棟建設をはじめとする西新橋キャンパス再整備計画が進められております。
 それに伴い、工事期間中は通行の一部制限や仮設通路の利用をお願いする場合がございます。また、敷地内の駐車場および一時駐車スペースについても制限がございますので、ご来院の際は公共交通機関をご利用下さいますようお願い申し上げます。ご不便をおかけいたしますが、ご協力をお願い致します。