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麻酔部

平成29年10月現在

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診療部長:上園晶一

診療スタッフ
診療部長 上園 晶一
診療医長 木山 秀哉
坪川 恒久
近藤 一郎
肥田野 求実
須永 宏
医師数 常勤42名

診療内容・専門分野

患者さんが手術を受ける場合、痛みをとるために必ず麻酔を受ける必要があります。
局所麻酔による皮膚表面の麻酔だけで手術が行えるような場合は、外科医は麻酔を行いますが、1)全身麻酔(手術中に意識・感覚が一時的に失われる)が必要な場合、2)局所麻酔による麻酔であっても、患者さんの全身状態を外科医以外の医師が監視した方がよいと判断した場合、外科医が麻酔科管理を依頼します。
その依頼に応じて、当院では、麻酔のために特別のトレーニングを積んだ麻酔専門医師が、周術期全身管理(手術による痛みを除去したり、手術による身体や精神のストレスを軽減したりするだけでなく、手術前・手術中・手術後にかけて、患者さんの状態を監視し、適切な処置を施すことで常に安全な状態に保つこと)を行います。手術を受けられる患者さんは、いろいろな不安でいっぱいだと思います。その不安を少しでも軽減し、外科医と協力して最高の手術結果が得られるよう質の高い安全な麻酔を提供することが、われわれ麻酔部の診療目標です。

特色

  1. 予定手術の場合、入院約1ヶ月前から麻酔部外来診察室で、麻酔科医師による術前診察と麻酔の説明を、患者と家族同伴のもとで行っています。この外来診察室は、月曜日から土曜日まで、すべて時間予約制となっています。外来診察を受けられた患者さんの場合、入院は、手術前日(場合によっては手術当日の朝)に、実際の麻酔担当者が、麻酔のための診察を再度行います。
  2. 当院の麻酔科医は、手術室の麻酔を担当する医師だけでなく、ICUやペインクリニックで専属医師として働いています。その連携を利用して、手術・麻酔後のフォローアップを病棟だけでなく、ICUやペインクリニックで行うことがあります。皆、麻酔に関する知識を備えているので、安心して治療・処置を受けてください。

特殊検査・先進医療

  1. 経食道エコー法による術中循環動態管理
  2. 気道確保困難症例に対する気道管理
  3. 超音波ガイド下末梢神経ブロック
  4. エコーガイドによる中心静脈カテーテル留置
  5. 小児患者における硬膜外ブロック、仙骨ブロック

患者数・症例数・生検数・手術数・治療成績等

年間麻酔科管理症例数(全身麻酔、区域麻酔など)

2016年度 8,162件
2015年度 8,015件
2014年度 7,843件
2013年度 7,832件
2012年度 8,154件