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輸血部

平成29年10月現在

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診療部長:田崎哲典

診療スタッフ
診療部長 田崎 哲典
診療医長 加藤 陽子
医師数 常勤2名、非常勤2名

診療内容・専門分野

特色

輸血管理

今日、日本赤十字血液センターより供給される輸血用血液は極めて安全なものになっていますが、人体の一部である血液から製造されていますので一定のリスクを伴います。また、その全てが善意の献血によりまかなわれています。したがって貴重な血液を有効かつ安全に使用することは医療従事者の責務です。当院では、日本輸血・細胞治療学会認定医1名を含む医師2名、認定輸血検査技師6名を含む臨床検査技師11名が24時間体制で管理を行っています。

また、全日(9:00〜17:00)において、院外からの輸血に関する電話相談(副作用対策、血液型検査結果の解釈、輸血用血液の選択など)を輸血部で受けております。夜間緊急時にも輸血当直技師を介して対応しております。

適正輸血

平成5年より他施設に先駆けて、輸血時のインフォームド・コンセントを実施してきました。貴重な献血血液を有効利用するとともに、輸血の安全を保証するために、輸血療法の監査指導を継続して行い、適正輸血の実施を心がけています。
平成19年より適正輸血の実施を条件に認められる輸血管理料Iを、平成24年からは輸血適正使用加算を取得しております。

自己血輸血

専用採血室で専従の学会認定・自己血輸血責任医師のもと、医師及び学会認定・自己血輸血看護師が、術前自己血貯血を行っています。平成28年より、貯血式自己血輸血管理体制加算を取得しております。

*なお、当院では、輸血全体の安全を考慮し、原則として血液感染症患者さんの自己血貯血は行っておりません。しかし、日赤より供給困難な特殊な血液型や、不規則抗体保有者に対しては、安全対策を十分に講じた上で、自己血採血および保管を行っています。

自己血輸血

最も理想的な輸血療法といわれる自己血輸血ですが、適応基準に沿って安全に行うことが重要です。なお、当院では幼若小児に対する自己血輸血を平成元年より取り組んでおります。患者さんが子どもの場合は年齢に応じて理解が得られるよう平易な日本語で説明し、また採血の際は小児科看護師の協力を得ながら、安全で丁寧な自己血貯血を行っております。 患児が協力的であれば、貯血は容易です。独自に考案した小児用自己血採血システムを使用することで、2歳未満の血管が細い乳幼児に対しても自己血輸血で手術可能なことを報告してきました。

その結果小児の自己血採血がわが国で広まり、平成10年4月より6歳未満の自己血輸血が健保適応となりなりました。

自己血申し込み時間 (月〜金) 9:30〜12:00、13:30〜15:30
自己血採血時間 (月〜金) 10:00〜12:00、13:30〜16:00

採血担当者

午前 加藤 田崎 田崎(1,3) 加藤 田崎
田崎 加藤(1,3) 加藤 加藤 田崎
午後 加藤 加藤 田崎(1,3) 加藤 田崎
田崎 田崎 加藤(2,4) 加藤 田崎

術前自己血貯血の適応患者

一般的には、下記の基準に合致した患者さんを対象としておりますが、それ以外の方に関しては輸血部医師と担当科医師とで協議して適応を決定致します。貯血を行う場合は、年齢、体重、血管の状態などを考慮し、採血方法等を調整し、慎重に実施致します。

適応基準(自己血輸血:採血及び保管管理マニュアル)  

採血間隔:原則として1週間に1回で、手術予定日の3日以内は行わない。
適応外:感染を示唆する所見がある場合(発熱、下痢、抜歯後72時間以内、治療を要する皮膚疾患など)
      不安定狭心症患者、高度の大動脈弁狭窄症患者、NYHA W度の患者

末梢血幹細胞・保管管理、樹状細胞療法等の臨床研究支援

 末梢血幹細胞・保管管理は実全般を輸血部が担っております。実績については、造血細胞治療センターを参照ください。最近は脳腫瘍患者さんの治療として、樹状細胞療法のための単核球採取を行うなど、細胞治療の臨床研究全般の支援にも関わっております。これらの方法の軸として、アフェレーシスという、体外循環下で目的とする血液成分の採取が行われておりますが、患者さんの安全が最優先であることはいうまでもありません。当部では学会認定・アフェレーシスナースが医師とともに、これらの支援をガイドラインに沿って、安全慎重にかつ最適に行っております。