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救急部

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 診療部長:武田 聡
診療スタッフ 診療フロア
診療部長 武田 聡
診療医長
医師数 常勤17名

診療内容・専門分野

救急部は院長直轄管理であり、全診療部門の強い協力体制の下に運営されています。救急部は救急車受け入れや救急患者さんへの救急対応はもちろん、「地域医療」や「医療連携」を最重要課題と位置付け、医師会はもちろん、他の医療機関とも定期的に相互交流を行っています。2006年4月より救急科を標榜科として設立し、より迅速な専門性の高い医療を提供することを目指しています。

なお、救急診療は時間外診療ではありません。緊急治療を必要とされる重症の患者さんが優先されることをご理解くださいますようお願い申し上げます。

特色

救急部は、部長1名、救急科医師9名、外科・内科からの出向医師8名、及び救急科レジデント医師、研修11名、師長1名、看護師33名、クラーク2名から構成されています。初期診察ベッドは7床、救急用定床ベッド数は14床です。このほか院内に救急科専用ベッドが2床、救急用ICUを2床有し、全ての急性疾患を対象としたアドバンスドプライマリケアを中心に、24時間の救急医療体制を遂行しております。
1次、2次救急患者のほか、3次救急(脳血管障害、循環器疾患、大血管疾患、呼吸器疾患、外傷、切断肢等)に対応しています。当病院は、都心中央に位置するため、各種講演会、スポーツイベント、催し物、修学旅行などの際の、いわゆるマスギャザリング災害にも対応できるように準備しています。救急医療の円滑な運営のために、院内外との医療連携を重視しています。救急部医師は、東京消防庁ホットラインへの直接対応を行い、救急車の迅速な受け入れを行っています。また、医療機関からの緊急のご紹介に対しても、救急部医師が直接対応いたしますので、ご連絡をお待ちしております。

特種検査・先進医療

  1. 救急室内に高性能のポータブル超音波装置を設置し、レントゲン検査CT検査はもちろん、必要に応じてMRI検査やDSA検査アンギオ検査についても24時間体制で対応しています。
  2. 院内での患者安全体制のため、急変時対応(スタットコール)やRapid Response Systemの中心的な役割を果たしています。
  3. 院内外の医療従事者を対象に、内科救急コース、心肺脳蘇生コース、外傷初期診療コース、緊急気道管理コース等のトレーニングコースを定期開催しています。
  4. 患者さん家族を対象とした簡易心肺蘇生PUSHコースを、学内(高木会館1階ロビー)で隔月定期開催しています。