呼吸器内科
診療部長:桑野和善
診療スタッフ | |
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診療部長 | 桑野 和善 |
診療副部長 | 荒屋 潤 |
診療医長 | 沼田 尊功、原 弘道 |
医師数 | 常勤13名、非常勤1名 |
診療内容・専門分野
呼吸器感染症 : 肺炎、気管支炎、肺結核 、非結核性抗酸菌症 など
閉塞性肺疾患 :気管支喘息 、慢性閉塞性肺疾患(COPD) など
肺腫瘍 :肺癌 、良性腫瘍、縦隔腫瘍など
間質性肺疾患 : 特発性間質性肺炎、肺線維症 、過敏性肺炎、薬剤性肺炎など
全身性肺疾患に伴う肺病変 : 膠原病肺、サルコイドーシス など
急性呼吸不全 :急性肺損傷・ARDS など
特色
外界と直接接する肺は、感染症、肺癌、気管支喘息、COPD、間質性肺炎といった、全く性格の異なる病気が増加し続けております。WHOの報告では、2030年には、これらの疾患のうち、COPD、肺炎、肺癌が、全世界における死亡原因の3、4、5位になることが予想されております。専門性があり、慢性で治りにくい疾患が多く、常に各分野の最新の情報を取り入れ、迅速かつ正確な診断、エビデンスに基づく治療を行います。
特殊検査・先進医療
- 気管支鏡による経気管支肺生検、気管支肺胞洗浄を用いた診断
- 気管支鏡による喀血、気胸の治療、ステント留置
- 胸水の診断と治療
- 呼吸器感染症の迅速診断と治療
- 肺癌の診断と化学療法及び集学的治療
- 気管支喘息の診断と治療
- COPDの診断・日常生活管理と急性増悪の予防
- 間質性肺炎・肺線維症の診断と治療
- 急性呼吸不全の診断と治療
- 睡眠時無呼吸症候群の診断と治療
主な医療機器・設備
気管支内視鏡、呼吸器外科の協力で胸腔鏡、放射線科の協力でCTガイド下肺生検
患者数・症例数・生検数・手術数・治療成績等
平成25年度年間の当科外来患者数は約24,000名、病床数は32でありますが、常時40名前後が入院しています。年間入院患者数592名。平均在院日数は約19日です。
気管支鏡検査は年間約230例(病棟処置を除く)、経気管支肺生検約150件、びまん性肺疾患(間質性肺炎、アレルギー性肺炎など)に対する、気管支肺胞洗浄液の解析は約50件。
主要病院、開業医との連携は密接で紹介率は50〜60%を維持しています。