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薬剤部




入院時の持参薬について


薬剤師は、入院時にベッドサイドで持参薬の有無を確認しています。持参薬のある患者さんについてお薬の効果・副作用・服用方法・服用状況などの確認も行っています。
当院に入院する際、患者さんが服用または使用されている薬がある場合は忘れずに持参してください。

手術(検査)と薬


当院では、手術(検査)前に、患者さんが服用しているお薬を確認しています。必ず「おくすり手帳」や「くすりの説明書」を持参してください。

  • 1.血液を固まりにくくする薬や血栓を溶かす薬(抗凝固薬・抗血小板作用薬)の手術前休薬
  • 心疾患や脳血管障害、慢性の動脈閉塞症などで治療中の患者さんには血栓ができるのを防止するために、血が固まりにくくする薬や血栓を溶かす薬が処方されます。
    このような薬を服用されている患者さんが、手術や出血を伴う検査を受ける場合には、これらの薬の服用を前もって中止する必要があります。

  • 2.月経困難症の治療や避妊目的に使用する薬の手術前休薬
  • ピルや卵胞黄体ホルモン配合剤を服用されている患者さんは、手術後に血液が固まりやすくなり血栓症を起こす危険性が高まることがありますので、手術の前から中止する必要があります。

  • 3.糖尿病治療薬
  • 血糖値を下げる薬の中には、手術や検査の前後(検査日をはさんだ前後2日間)に服用を中止する必要のある薬があります。

    手術前に中止する代表的な薬剤(慈恵医大柏病院採用薬剤)   

    一覧表の薬剤は当院で採用している薬の一部です。また、上記と同じ成分の薬であっても、名称や剤形が異なる(ジェネリック医薬品)こともあります。

  • 4.注意点
  • 一覧表の薬剤とは別の効果の薬にも手術前に中止することが望ましいものもあります。

    また、手術前に服用を中止する期間は薬によって異なりますので、手術や検査を受ける方は服用中の薬剤(一般薬も含む)のことを、必ず医師や薬剤師に相談するようにしてください。


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