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■東京慈恵会医科大学における動物実験に関する情報公開
平成23年10月31日
学長 栗原 敏

 平成23年度10月31日現在における、本学での動物実験に関する現状を以下にご報告いたします。

1.規程及び体制等の整備状況

(1) 規程及び体制等の整備状況
 平成18年度文部科学省基本指針、平成18年度学術会議ガイドライン、ならびに平成18年度動物愛護法に適合する機関内規程が定められ、平成19年9月1日より施行されています。
 
(2) 動物実験委員会について
 上記の動物実験規程に基づいて、動物実験委員会を平成19年5月1日に設置しました。
(3) 動物実験の実施体制について
 上記の動物実験規程に基づいて、動物実験計画書などの各種申請・届出の手順および書式、動物実験計画審査の手続き、審査記録、ならびに、審査報告書などを定め、学内ネットワークからダウンロード可能にしています。動物実験計画書の立案、審査、承認、結果報告の実施体制は上記の動物実験規程に基づいて行われ、その手順は、動物実験計画審査の手続き、に定められています。
(4) 安全管理に注意を要する動物実験の実施体制について
 基本指針に適合し、安全管理に注意を要する動物実験の実施体制が定められています。動物実験計画の中で、遺伝子組換え動物実験、感染動物実験等を含む計画は、その旨を申請時に明記し、また、委員会での審査の過程においてもチェックし、動物実験委員会による審査と学長承認のみならず、それぞれの専門の委員会における審査と学長の承認を受けるまでは、動物実験が承認されても実験を開始できないよう定めています。特に、遺伝子組換え実験安全対策委員会規定と東京慈恵会医科大学における遺伝子組換え生物等の使用に関する安全規約および各内規、ならびに、病原体等安全管理規程と病原体等安全管理規程運用細則に則って実施されています。
(5) 実験動物の飼養保管の体制について
 各研究単位(教室、研究室等)には、施設等管理者、実験動物飼養管理者もしくは実験室管理者を定めています。動物実験を行うための飼養保管施設、および、動物実験室(24時間以内の実験)を、すべて、所定の書式によって施設等管理者が申請し、動物実験委員会が所定の実地調査を行ったうえで、必要があれば改善を命じ、十分な設備であると認定された施設のみ、学長からの承認が得られるよう規程で定めています。承認のない施設では一切動物実験を行うことができないことが規程に明記されています。
 

2.実施状況について

(1) 動物実験委員会
 動物実験委員会は、通常の計画審査業務を電子会議で行い、その全記録を残しています。動物実験計画審査記録より動物実験計画書の審査、飼養保管施設実地調査報告書あるいは(動物)実験室実地調査報告書より施設等の実地調査、教育訓練開催記録や教育訓練受講者名簿より教育訓練の実施、また委員会議事録ならびに電子メールによる委員会電子記録によるそれらの方針における意思決定など、委員会の役割を果たしています。
(2) 動物実験の実施状況
 動物実験計画書の立案、審査、承認、結果報告が規程に基づいて実施されています。
 平成19年から平成23年9月までの承認計画件数は下記3.関連資料のとおりです。 
 現時点において、承認時に届けられた実験期間が過ぎた動物実験計画書については、結果の報告を計画の終了時もしくは中止時に、動物実験責任者に終了もしくは中止報告書の提出をお願いしていますが、平成24年度中に、動物実験計画の承認状況および終了状況を常時把握可能とし、結果報告を確実に行える体制を整えます。
(3) 安全管理を要する動物実験の実施状況
 規程施行時から現在までにおいて、事故は発生しておらず、安全に動物実験が実施されています。
(4) 実験動物の飼養保管状況
 大部分の飼養保管を行っている実験動物研究施設での実施は適正に管理され適正に行われています。実験動物研究施設以外の、承認を受けた飼養保管施設における飼養保管は、実験動物管理者の責任で適正に進められていますが、現在、本学統一のマニュアルおよび飼養記録の様式を作成しています。また、実験に供された動物の匹数は、実験動物研究施設および、それ以外について、統計をとり、下記3.関連資料のように公表しています。  
(5) 施設等の維持管理の状況
 機関内の飼養保管施設は、施設等管理者(各施設施設長が担当)の責任において、適正に維持管理されています。
(6) 教育訓練の実施状況
 1年に4回、文部科学省基本指針および実験動物飼養保管基準に則した教育訓練を行っています。受講者名簿を作成し、受講者には受講証を発行しています。動物実験計画の立案・実施には、受講証番号の記入を義務付けており、未受講者は次回の講習を受けるよう指導しています。
 また、動物実験を指導教員の監督のもとに学部学生が行うにあたり、学部学生を対象とした教育訓練も行っています。
(7) 自己点検・評価、情報公開
 基本指針への適合性に関する自己点検・評価を、今後、外部評価委員の選定と依頼を進め、行います。また、大学ホームページにおいて関連事項の情報公開を実施しています。

3.関連資料

1-(1) 東京慈恵会医科大学 動物実験規程
1-(2) 東京慈恵会医科大学実験動物委員会名簿
1-(3) ■計画書などの各種届出申請様式
 ・動物実験計画書
 ・動物実験計画の再実施願
 ・動物実験計画の変更願
 ・動物実験結果報告書 
 ・動物実験(終了・中止)報告書
 ・動物実験計画書審査手引
動物実験計画審査の手続き
1-(5) 動物実験委員会承認飼養・保管施設数概略表
飼養保管施設設置届書式
動物実験室設置届書式
施設等(飼養保管施設・動物実験室)廃止届書式
飼養保管施設実地調査報告書書式
(動物)実験室実地調査報告書書式
2-(2) 動物実験計画の承認状況概略表
2-(4) 実験に供した実験動物数
2-(6) 動物実験委員会教育訓練配布資料1
動物実験委員会教育訓練配布資料2
動物実験委員会教育訓練配布資料3
動物実験委員会教育訓練配布資料4
教育訓練開催年月日と受講者数
2-(7) 自己点検・評価、情報公開
以上




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