メッセージ卒業生

卒業生 卒業生

東京慈恵会医科大学付属
第三病院救急部 勤務
2014年度卒業
高島高等学校出身

卒業生から一言

慈恵第三看護専門学校を卒業し、現在は慈恵医大第三病院救急部に所属しています。
救急部を志望したきっかけは、学生時代に講義で看護学校の先輩でもある救急認定看護師の方から救急看護や災害看護の話を聞き、憧れを抱いたことがありました。また、病院内の最前線で働く姿がとても格好良く見え、自分も最前線で働きたいと思ったこともきっかけのひとつです。
実際に現場に出て、とっさの行動力・判断力が必要だということを痛感しました。緊急性が高い患者さんを受持ち、目の前でめまぐるしく診察や処置が進められ、追いつけないことがあり、「自分は患者さんに対して何もできなかった」と感じることが多々ありました。しかし、その中でも自分にできることは何かということを考え行動することが必要です。たとえゴミをひとつ片づけることも、心肺蘇生をすることと同様に、どちらも患者さんの命を救う重要な仕事であるということを先輩から学び、一分一秒を争う中、常に「自分にできることはないか」ということを意識するようになりました。
2年目となった今、患者さんの生と死と日々向き合い、命の尊さを痛感するとともに、院内の最前線として働くことに責任を感じています。毎日が勉強となり充実した日々を送っています。まだまだ未熟ではありますが、看護学生時代に講義で学んだことや、先輩方の熱い話が今でも残っており、活力となっています。私も後輩に目標とされるよう、活力を与えられるよう日々努力し、何よりも患者さんから必要とされるように頑張りたいと思っています。

卒業生 卒業生

2017年 慈恵第三看護専門学校
卒業
同年 日本赤十字社
助産師学校入学
2018年 同校卒業
同年 東京慈恵会医科大学付属
第三病院 産婦人科病棟勤務

卒業生から一言

看護学生時代に一度は諦めた助産師という夢ですが、助産師になりたいという強い思いと、家族や友人の応援により、現在、慈恵医大第三病院の産婦人科で助産師として働いています。看護学校では、「やると決めたならやるしかないのよ!」「あなたの笑顔でおめでとう!って言われたい」そんな先生方の熱い言葉や、誰よりも「出来る!」と信じてくれた友人、毎日見守ってくれた家族に支えられ、看護師国家試験・助産師学校の受験に臨むことができました。助産師学校では、看護学校より厳しい毎日が待っていましたが、子の誕生を楽しみにする母親や生まれてくる赤ちゃん、家族を支える人たちにたくさん出会い一歩ずつ夢へと近づくことが出来ました。看護学校で一緒に頑張ってきた同期と同じ場所で働きたいという思いと、実習場所であった慈恵第三病院産婦人科での師長・主任さんをはじめスタッフの方々と一緒に働きたいと思い就職しました。
助産師として働き始めて2年目、母子2つの命を守ることの重大さを痛感し、母親がそして家族が「良い出産だった」と思えるようなお産にするにはどうしたら良いか悩み、毎日うまくいかないことばかりです。そんな時の母親からの「あなたがいてくれてよかった。」「いいお産になりました。」などの言葉がとても嬉しいです。働いてもやはり支えになるのは友人や家族・先生方でありこれまでの出会いにとても感謝しています。今は学生が実習に来た際にまだまだ未熟ではありますが、指導する立場にもなり、私が学生の時に感じた感動を少しでも感じてもらいたいと思って関わっています。自分の目指す助産師になれるようこれからも頑張っていきたいと思います。

本校の入学を考えている男子学生必見!!

慈恵医科大学付属第三病院で「主任」として活躍している卒業生に話を伺いました。

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Q1 3人はなぜ看護師になろうと思ったのですか?

横江:私が12歳の時、父が肝臓がんで入院をしていました。
当初は医師になんとなくなりたいと思っていたのですが、亡くなった時に対応していただいた看護師さんの表情や行動が印象的で忘れられずそんな看護師になりたいと思い看護師になりました。

田所:私は、中学生のときに、両親が共働きで祖母が面倒を見てくれていたのですが、持病で身体がつらかったのに誰にも話せずにいて、体調を崩して亡くなってしまいました。そのときの後悔が残っていて、進路を決めるときに「患者に一番近いところにいる医療職で、患者に寄り添うことができる職業」という文章が目に留まり看護師になろうと思いました。

遠藤:私は、高校生時代に海辺で十数年ぶりに外出をした自閉症の友人を海で亡くした時かな。救急医師とナースのカップル?がたまたまいて、救命していた時、周囲を統率していたのは看護師だったことがとても印象深かったので。

Q2 学校生活の中で一番楽しかった思い出は何ですか?

遠藤:看護師を志す多くの仲間と学生生活を過ごせたことでしょうか。同期の年代・経歴も様々な中、自身の将来についても語りながら、動機としても、看護学生としても有意義な時間だったなと思います。放課後、男子学生で通った近くのラーメン屋さんも。キャンプなどの行事も、バラエティーに富んだ男性メンバーも多かったから、笑いありで楽しかったですね。

田所主任田所:男子学生全員で焼肉屋さんに行ったことかな。めっちゃ食べたし騒いだな~と楽しい思い出です。行事では、キャンドルサービスが印象的でした。特に小児科病棟では踊ったり歌ったりして、子供たちの笑顔がとてもかわいかったな…そして、就職後、小児科に配属となりました。

横江:なんといっても実習ですね。学生時代は事前学習や記録、レポートなど提出物で大変だった記憶がありますが、実習メンバーと今でも連絡を取り合ったりお互いの結婚式に行ったりして良い思い出になっています。

Q3 在学中、クラスの仲間(女子)とうまくやっていく秘訣はありますか?

田所:グループワークや実習のリーダーやまとめ役、資料作りなど大変そうな役割は率先してやること!!ただし腰は低く!あごで使われるくらいがちょうど良いですよ。

遠藤:何事も大らかに、自分の強み、こだわりは模索しながら。

横江:学校の行事が多いので、協力的にみんなで楽しめるようにこころがけました。性別を意識しすぎないことが秘訣だと思います。

Q4 第三看護専門学校(母校)の良さを教えてください。

横江主任横江:実習病院がすぐ隣にあり、看護師スタッフも卒業生が多く密に連携が取れ実習しやすいところだと思います。

田所:国家試験の合格率が高い!9年連続合格はすごいと思います!
勉強は大変ですが、実習は第三看護専門学校の卒業生が多い第三病院で実習するので親身になってくれる先輩も多いし、実習もしやすい環境が整っていると思います。

遠藤:やっぱり、先生と学生の距離感ですかね。人対人であり、患者に関心を寄せる専門職として実践的に語ってくれる先生たちは素敵です。

Q5 看護師としてやりがいを感じる瞬間について聞かせてください

横江:主任になって患者さんに直接「ありがとう」と言われることも減ってしまいましたが、今は学生やスタッフと一緒に悩んだ患者さんから「ありがとう」と言われている姿を見たりする時が一番やりがいを感じます。

遠藤主任遠藤:患者さんとご家族と心の内側に触れながら、スタッフと一緒に看護を考えられている時ですね。主任としても、そんな集団として成長していきたい。

田所:やりがいは常に感じます。退院した患者さんが数年後に外来や再入院でお会いしたときに覚えてくれていたことや元気に生活している姿をみれたとき。患者さんの心に寄り添うことができたときですかね。

Q6 日ごろの学生指導について思うことがありましたら教えてください。

遠藤:実習に来た時には、もっともっと生活の視点で観察することから始めて、患者さんの思いに触れながら、どんどん根拠を紐解いていきたいですね。緊張しているとは思いますが、病棟側では「どーんと受け入れる気持ち」で待っていますよ。

田所:学生指導というと難しいなと思いますが、指導というよりは一緒に考えていくことで新鮮な意見や発想がもらえて楽しいなと思います。楽しく実習ができて、患者さんといい関係が築けたら良いなと思って関わっています。

横江:どうしても学生なので課題やレポートが優先になってしまうと思うのですが、看護学生なので是非患者さんが元気になるようなことをたくさん一緒に考えて実習をしていきたいです。

Q7 最後に本校に入学を希望する方へのメッセージをお願いします。

田所:私は、大学の看護学科と第三看護専門学校の両方に通った経験があります。勉強はどちらも大変ですが、実習は第三看護専門学校のほうが楽しかったです。就職も第三病院にする人が多いので就職後も実習で知っている看護師さんや学生時代の先輩が多いので働きやすいですし、男性看護師も多くて楽しいですよ。一緒に働ける日を楽しみにしています。

横江:以前は男性看護師も少なく集中治療領域に偏っていたような印象がありましたが、今は人数も増え多くの卒業生が病棟で活躍しています。ぜひ一緒に実習して、看護師になって一緒に仕事しましょう。

遠藤:第三看護専門学校は、看護の魅力に惹き付けられる仲間や学ぶ環境の中で充実した学生生活を送ることができる学校です。みなさんが安心して積極的に取り組める準備をしてお待ちしています!!

今日は、お忙しい中、お集まりいただきありがとうございました。卒業生である皆さんが、主任として活躍してくれていることを誇りに思います。久しぶりにゆっくりと語り合えてとても楽しい時間を過ごさせて頂きました。これからも、学生の成長を一緒に見守っていきましょう。

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現在:慈恵医科大学附属第三病院に勤務
左:田所主任、中央:遠藤主任、右:横江主任

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