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循環器内科学

スタッフ
教 授 吉村 道博
谷口 郁夫
山根 禎一
本郷 賢一
准教授 関  晋吾
川井  真
講 師 芝田 貴裕
小武海 公明
小川 崇之
南井 孝介
研究内容
 循環器学の主要な領域である虚血性心疾患、心不全、不整脈、動脈硬化および本態性高血圧症の病態の解明と治療法について基礎および臨床面から広範囲に研究を行っている。
 臨床研究としては、虚血性心疾患の病態と治療に関して特に冠攣縮の検討を行っている。冠動脈造影以外では捉え難い冠動脈のトーヌス変化を他の方法、特に冠動脈CTにて表現することに挑戦している。冠攣縮と心機能の関係についても検討を進めている。急性冠症候群における代謝および電解質変動を検討し、全身への影響を検討している。また、冠動脈ステントの性質に関する研究を行っている。さらには全国規模の臨床試験に積極的に数多く参加し登録を伸ばしている。不整脈に関しては、心房細動の肺静脈隔離カテーテルアブレーションによる根治治療を積極的にすすめており、高い成功率を収め、その成果を随時報告している。各種不整脈の病態生理に関する研究も積極的に行っている。心不全に関する研究では、ナトリウム利尿ペプチドを中心に検討をすすめている。心不全における神経体液性因子のバランスをレニン・アンジオテンシン・アルドステロン( RAA)系や交感神経系とともに検討している。
 基礎研究としては、ラットおよびマウスの摘出灌流心標本を用いて虚血再灌流障害による心筋障害の機序についてCa 動態、イオンチャネル、糖、脂質代謝、NOなどの面から研究し、プレコンディショニングや糖尿病の再灌流障害について研究を行っている。また、心筋梗塞後のリモデリングにおける分子生物学的変化についての検討や炎症の関与についても検討している。また、組織におけるトロンビンの発現と不整脈や血栓の関係を検討している。心筋収縮弛緩の生理的及び病態生理学的調節機序に関する研究として、筋小胞体機能におけるβ受容体刺激の効果に関する検討、L 型Ca電流のα受容体刺激及びエンドセリン1刺激に関する検討及び拡張型心筋症マウスにおける心筋細胞内Ca 動態調節の検討を行っている。また、心筋細胞レベルでの組織アルドステロン合成に関する検討や、アルドステロンの作用(非ゲノムおよびゲノム作用)に関する検討も行っている。以上、循環器領域の臨床研究及び臨床にフィードバックする基礎研究を幅広い視野で展開している。
研究課題
冠攣縮性狭心症の発生機序ならびに治療に関する研究
心不全の病態と治療に関する研究
心不全、心肥大および心筋梗塞後リモデリングに関する研究
虚血再灌流障害に関する研究
心臓核医学、心エコー図、MDCT、MRI による心疾患評価に関する研究
心房細動のカテーテルアブレーション治療の確立
冠動脈形成術の再狭窄予防に関する研究
MRI、CTを用いた冠動脈疾患の診断と心筋症における心筋線維化の研究
心疾患における神経体液性因子の役割に関する研究
教育目標
高度医療に関する基礎的、臨床的知識と技能を身につけることができる。
研究に関心を持ち、これを遂行することができる。
循環器病学のレベルの向上を目指すことができる。
到達目標
成果を学会で発表し、これを海外の一流雑誌に投稿することができる。
基礎研究ではその成果を臨床に応用し役立つ研究を行うことができる。
国内・海外を含め留学を希望するものは外部で活躍することができる。
 

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