東京慈恵会医科大学
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麻酔科学・侵襲防御医学

スタッフ
教 授 上園 晶一
近江 禎子
木山 秀哉
下山 直人(兼任)
准教授 瀧浪 將典
坪川 恒久
北原 雅樹
近藤 一郎
三尾  寧
内野 滋彦
講 師 谷口 由枝
庄司 和広
鹿瀬 陽一
肥田野 求実
久保田 敬乃
研究内容
 麻酔科学の進歩に伴い、麻酔科医の役割は近年大きく変わってきました。単純に「手術中の痛みや意識をとること」から発展して、現在の麻酔科学は、「外部からのさまざまな侵襲(例えば手術や痛み、感染)からいかに人体を防御するか」、あるいは「侵襲に対する人体の反応をどう制御するか」を扱う学問へと変わってきています。その実践の場として、手術の麻酔、集中治療、ペインクリニックなどが存在します。そのような変遷に対応して、麻酔科学の研究内容も科の枠を超えた学際的なものが増えてきました。
 臨床研究であれ基礎研究であれ、研究することで新しいことを発見したり創造したりすることは、大学麻酔科の存在理由の一つです。質の高いケアを提供することや麻酔科専門医を育成するだけでは、アカデミズムを維持することはできません。したがって、当大学院教育の最終目標は、「研究することに価値を見出すことができるアカデミックな麻酔科医・集中治療医・ペインクリニシャン(Physician - Scientist)を育成し、将来、麻酔科のアカデミズムを担う人材を輩出すること」です。
研究課題
1 オピオイド鎮痛における長期投与副作用の研究
2 癌性疼痛モデルに対する髄腔内鎮痛薬治療
3 機能障害からみた慢性痛病態像の解析
4 神経障害性疼痛の診断の正診率
5 痛みの評価スケールにおける表現方法の検討
6 患者電話相談の内容からみた痛み治療予後の予測
7 婦人科悪性疾患患者における持続硬膜外麻酔と持続腹直筋鞘ブロックの術後鎮痛効果の比較
8 高齢者の術後鎮痛
9 ビデオ喉頭鏡を用いた研修医教育の有用性
10 周術期における体温管理の重要性
11 後方視的研究とRCTからわかる麻酔による低体温予防のアウトカム
12 穿刺針の形態と脊髄くも膜下麻酔
13 術前の積極的飲水による麻酔への影響
14 体脂肪率が麻酔に与える影響
15 糖尿病患者の術前経口補水の有効性
16 中枢神経系に及ぼす筋弛緩薬の作用機序解明
17 急性腎傷害の診断とバイオマーカーの推移
18 急性腎傷害にたいするカルペリチドの有用性の評価
19 周術期使用薬剤による臓器保護作用
教育目標と到達目標
1 臨床上の現象を科学的な目で見ることができる。
2 臨床上の問題点から基礎研究の研究仮説を抽出できる。
3 基礎研究において、作業仮説、研究計画を作成できる。
4 基礎研究の結果を臨床研究に還元できる。
5 臨床研究の方法論を理解し、実施できる。
6 医学統計を理解し、論文を科学的に評価できる。
 

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