2E病棟は26床のベッドからなる小児患者さんの混合病棟です。うち2床は陰圧の感染隔離に対応した個室となっております。スタッフは看護師20名、看護補助員2名、病棟薬剤師2名が各科医師や他のコメディカルと協力して診療を行っております。
同一フロアー内にNICU、GCU、PICUが併設されているため、当病棟では主に乳児期から幼児期の患者さんで高度先進医療が必要な患者さんの治療を行っております。特にNICUからのキャリーオーバーの患者さんやPICUでの管理を終えましたが、さらに高度管理を必要とするような先天性心疾患患者さん等の治療を行っており、HCUと位置付けられる診療を行っております。
さらに当病棟には看護師の他に1名の保育士が配属されており、患者さんの月齢に合わせた発達を促すような保育を疾患の治療と同時に行っております。
2階小児病棟は、一般床26床、PICU（小児集中治療室）4床を有しております。対象は、主に新生児から乳幼児になりますが、PICUは子どもの年齢を問わず、急性期や術後回復期の子どもたちを受け入れています。
病棟には、医師・看護師の他に保育士もいて、季節の行事を行ったり、絵本の読み聞かせやお母さんと共にタッチングをしています。また状況に応じて、PT（理学療法士）が呼吸や姿勢のサポートに介入しています。
闘病生活を送りながらも、日々成長発達していく子どもたちの心とからだを、より健やかに育むことができるよう、さまざまな職種と連携し子どもたちに関わっています。
そして、退院後に社会資源を必要とするご家族へは、ご自宅に戻ってからも不安なく生活できるようソーシャルワーカーや外来と連携して、在宅療養を支援しています。
2E病棟師長
太田 由美子