入院診療

3E病棟

3E病棟 個室

3E病棟は30床の産科単科の病棟です。個室4床です。

常勤医師は12名、うち専門医は8名で、グループ診療ですべての妊婦さんをすべての医師が把握し医療を行っております。助産師と看護師で入院・分娩・産後のケアをさせていただいております。沐浴指導、調乳指導を入院中は行い、入院前は母親学級・両親学級を病棟スタッフが担当しております。

30床の病床数は産院と比較すると少ないですが、ハイリスクの方が多いためすべての妊婦さんをフォローするための病床数です。基本的にバースプランに合ったお産を協力させていただき、退院する時自分のお産ができたと思っていただくことを望んでおります。可能なことや、医学的にリスクのあることもありますので、バースプランを母親学級や助産師外来で相談していただき、担当医師とも相談をし決めていくようにしましょう。

分娩室は2つ。陣痛室、回復室があり、 母児同室・異室は選ぶことができ、完全母乳育児の協力もいたします。分娩後は赤ちゃんの状態にもよりますが、母児早期接触のケアも行なっています。

立会い分娩もご主人が両親学級に出席していただき、分娩の呼吸法や、分娩の流れを理解していただき立ち会っていただくと、より安心したお産となります。

また、周産期センターの面としては新生児専門の医師が24時間待機しており、緊急の場合に立ち会います。内科、外科など他の科の合併症をもたれている方、突然に胎児や母体に異常を来たした方にも24時間対応が可能で手術室スタッフ・麻酔科医、ICUスタッフも緊急の対応が可能です。

退院のときお産をしてよかったと思っていただく病院をめざしております。部屋の希望ですが、入院患者の状況により異なる場合があります。適時確認して調整していますのでご理解下さい。

分娩室 新生児室

3E病棟師長ご挨拶

「総合母子健康医療センター」3階にある3E産科病棟を紹介します。2001年11月に開設され、分娩件数は年々増加し2017年は約800件でした。ハイリスク妊産婦が快適で安心できる入院環境を整え、また母子とその夫や家族をトータル的に関わることで安全で満足のいく出産ができ、大切な瞬間を共有できるよう支援します。

産後は沐浴指導や授乳特に母乳哺育への自立を高めるための「母児同室制」を取り入れています。退院後の生活指導は集団指導のほか、個の状況をふまえた個別指導も取り入れています。3E病棟助産師・看護師スタッフが一丸となって妊産婦さんとその家族そして新しく誕生した命を大切に関わっていきます。

3E秋永 かおり師長

3E病棟師長
秋永 かおり