入院診療

4E病棟師長ご挨拶

「総合母子健康医療センター」4階小児科病棟を紹介させて頂きます。

4階にある小児病棟は1歳から15歳までの乳幼児から学童期の子どもを対象とし、小児の悪性腫瘍、先天性代謝異常症を代表とする遺伝性疾患、手術を必要とする子どもを収容し受け入れています。入院患者をサポートするスタッフは、医師、看護師をはじめ保育士、臨床心理士、病棟薬剤師、特別支援学級の先生、ボランティアの方々で構成されています。

病棟には、自由に遊べる広いプレイルームや長期療養のこどもの院内学級室があり、成長発達を支援できるアメニティを備えております。主に治療の手助け役として医師、看護師が関わりますが、保育士は、子どもの発達段階に応じた保育内容を短期入院児から長期入院児に対して提供し、不安なく入院生活ができるようサポートしています。

また少しでも入院生活がストレスとならないよう、病室での遊びや年間の行事を企画し家族と共に楽しめる催し物を実践しています。

そしてボランティアの活動としては、団体、個人で協力をいただき年間行事の参加のほかに、病室での子供の遊び相手、絵本の読み聞かせなどをしています。 人気のあるボランティア活動の一つに、「人と動物のふれあい活動(セラピードック)」があります。様々な犬種の動物との触れ合いは、子ども達のみならず、私達スタッフも笑顔にしてくれます。また、昨年度からは、「勇気のビーズ活動(ビーズオブカレッジ)」を始めました。この活動を通して、子ども達が自分の闘病生活での治療過程の記録と、勇気と頑張りを讃えたいと思っています。

田村 宏美師長

4E病棟師長
田村 宏美