NICU：新生児集中治療室は9床、GCU(後方病床)は18床で構成されています。ここは在胎週数23週、出生体重400ｇ程度からの早産児や超低出生体重児、疾患をもった新生児の重症集中ケアを行う専門病棟です。

看護師は24時間赤ちゃんのそばにおり、呼吸･循環の早期安定を目指すとともに、赤ちゃんの成長発達を見据えたディベロップメンタルケアやカンガルーケアを行っております。また、小児専門看護師や新生児集中ケア認定看護師による知識と技術の教育指導により、根拠に基づいた重症児の看護ケアを実践しております。

産科外来や産科病棟、小児病棟との連携では情報交換を行い、出生前から状態を把握・準備をしたり、お母様の体調を考慮しながら赤ちゃんのケアに参加できるようにしています。

私たちは、退院後の生活の中で子どもたちが、より良く育まれていくためのからだと心の基盤づくりとなる看護の提供を目標に、様々な専門家と協力し医療チーム一丸となってケアを提供しております。