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ペインクリニック

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診療部長:北原雅樹

診療スタッフ 診療フロア
診療部長 北原 雅樹 map
医師数 常勤6名、非常勤3名

ペインクリニック外来の診療予約制限について(掲載日:平成28年10月21日)

 ペインクリニック外来は、院内外から受診を希望される患者さんが多く、既に初診予約枠は平成29年1月まで埋まっております。そのため、大変申し訳ありませんが初診の予約は最短3ヶ月以上お待ちいただくことになります。また、平成29年4月以降の外来担当医師の減員を予定しており、診療体制が整わないことから初診患者さんの受け入れが困難な状況となっております。
 つきましては、平成29年1月までの間、院外からの初診患者さんの受け入れを休止させていただきます。受診をご希望の患者さんには大変ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。

ペインクリニックを受診する患者さんへ

当科は原則として完全予約制です。
混乱を避けるために、患者さん個人からの受診予約は受け付けておりません。
現在受診中の医療機関からの紹介状が必要です。
事前にかかりつけの医師(但し接骨院や鍼灸院を除く)より、当院患者支援・医療連携センターにFax予約をしてください。(詳しくはこちら

痛みの治療には直接関係なくても、薬剤の飲み合わせや治療内容が影響することがありますので、連絡を取る必要がある場合もおこります。そのため、初診時には現在受診しているすべての医療機関についての情報や、服薬している薬などをご報告いただいています。

難治性慢性疼痛はほとんどの場合が複雑な経過をたどっているので、診察に十分な時間が必要です。私どもは、患者さんの痛みによりそうために出来る限りの丁寧な診療を心がけています。病状によりますが、初診時には最低でも2時間から3時間程度はかかりますので、十分な時間の余裕をみてご来院ください。

IMS治療(トリガーポイント療法の一種)を希望される方はこちらをご確認ください。

【ご用意いただくもの】

  • 今までの検査結果(X線写真、CT、MRI、血液検査など) :不必要な検査をせず、診療を効率的に行なうことができます。
  • 服薬手帳:診断や治療の効果を高め、副作用や合併症を避けるために役立ちます。
  • 最近の健康診断の結果等:診断や治療の効果を高め、副作用や合併症を避けるために役立ちます。

診療内容・専門分野

ペインクリニックとは痛みの診断・治療を専門とする診療科の事です。特に当科では、他の医療機関では治療が困難とされた慢性や急性の痛みにたいして、様々な方面から評価し、全人的なプランを作成・実施して、治療することを目的としています。

ペインクリニックというと神経ブロック療法が有名です。確かに、神経ブロック療法は痛みに対して有効な治療方法ですが、万能ではありません。また、他の治療法と組み合わせることで、神経ブロック療法の効果をより引き出せる場合もあります。

当科では、神経ブロック療法だけでなく、薬物療法、運動療法、心理療法などを組み合わせて、様々な痛みに対処していきます。また、大学病院の利点を生かし、必要に応じて神経内科、整形外科、精神科、リハビリテーション科など、他の専門科と密接に協力しながら痛みを治療します。

対象となる疾患には次のようなものがあります。

また、神経ブロック療法が有効であると考えられている顔面神経麻痺・突発性難聴や、ボツリヌス菌抽出要素注射による顔面痙攣・痙性斜頸の治療もおこなっています。

特色

神経ブロック療法や鎮痛薬などの通常の治療法では効果が少ない慢性の痛みを難治性慢性疼痛と呼びます。当科ではこの難治性慢性疼痛を中心に、「オペラント条件付け認知行動療法」を基礎とした治療をおこなっています。この療法は、痛みだけを治療しようとするのではなく、長期間痛みに悩まされてきた患者の方々を全人的に診る方法論で、本学建学の精神である「病気を診ずして病人を診よ」と一致しています。

オペラント条件付け認知行動療法は、北原医師がアメリカ合衆国のシアトルにあるUniversity of Washington Multidisciplinary Pain Center(ワシントン州立ワシントン大学集学的痛み治療センター:世界で初めて設立された痛み治療センターです)に留学して学んできた治療法です。

慢性疼痛の治療は欧米先進国に比べて日本では大きく遅れています。欧米先進国の水準に追いつくために、厚生労働省と協力しながら、日本に学際的痛みセンター(Multidisciplinary Pain Center)のネットワークを作るための団体『痛みセンター連絡協議会』の中心メンバーとして当科は活動しています。さらに、当科は国際疼痛学会(International Association for the Study of Pain: IASP)による学際的痛みセンター(Multidisciplinary Pain Center)の定義を満たしている日本で数少ない痛み治療施設です。

特殊検査・先進医療

筋肉内刺激法(IntraMuscular Stimulation:IMS):カナダ人の医師Dr. Chan Gunnが西洋医学のリハビリテーションと東洋医学の鍼治療とをもとに開発した治療法で、北原医師がアメリカ留学中にDr. Gunnから直伝を受け、日本に紹介しました。慢性の痛みの多くには、筋肉由来の痛みやコリ(筋筋膜性疼痛:myofascial pain)が関係していますが、しばしば見過ごされています。痛みを起こす筋肉の内部には、固くしこったバンドのような部分があり、そこを強く押すなどして刺激すると独特の激しい痛みを引き起こすことから「トリガーポイント」と呼ばれます。そのトリガーポイントを治療することで筋筋膜性疼痛は良くなる事も多いのです。IMSはトリガーポイント治療の一種で、東洋医学の鍼治療に用いる針を使用します。NHK教育テレビの「ここが聞きたい!名医にQ」をはじめ、多くのマスコミで紹介されました。

主な医療機器・設備

患者数・症例数・生検数・手術数・治療成績等

外来患者数 延べ約550人/月
病床数 1床(ただし、原則として入院加療は行なっておりません)
東洋医学治療 延べ180人/月

専門外来

水曜日(午前中):東洋医学(鍼灸・漢方)

救急、時間外診療の対応

当科は原則として完全予約制です。
予約外で来院された場合は、緊急性の極めて高い場合を除き、後日に改めて受診していただきます。
診療時間内は常時救急に対応できる体制を取っておりますが、原則として、予約されている方を優先させていただきます。
時間外には、ペインクリニック担当医による当直制度はおこなっておりませんので、麻酔部の当直医が対応し、応急処置をおこないます。
なお、当科では入院による治療は行っておりません。

診察情報

当科への電話による「痛み」についてのご質問は、おこたえできません。
厚生労働省の支援に基づいて設立されている以下の施設にお問い合わせくださいますよう、お願いいたします。

「NPO法人 痛み医学研究情報センター」
1.電 話(看護師対応) : 0561-57-3000 受付日:月・水・木

※4月より看護師対応相談のみとなります。