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乳腺・内分泌外科


2019年12月現在
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スタッフ


三宅 亮、神尾 麻紀子


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三宅 亮
職位 外科医員 助教 Ryo MIYAKE
専門 乳腺内分泌外科、一般外科、外傷外科、救急医学
出身 慈恵医大 平成12年卒 神奈川
資格 外科専門医、救急科専門医、乳腺専門医
学会 日本外科学会、日本消化器外科学会、日本救急医学会、日本消化器内視鏡学会、日本消化器病学会、日本外傷学会、日本乳癌学会、日本脳神経外科学会、日本集中治療学会

神尾 麻紀子
職位 外科医員 助教 Makiko KAMIO
専門 乳腺内分泌外科
出身 日大 平成14年卒 神奈川
資格 日本外科学会専門医、日本乳癌学会専門医、マンモグラフィ読影試験成績認定、日本がん治療認定医機構がん認定医
学会 日本外科学会、日本乳癌学会、日本乳癌検診学会、臨床外科学会、日本癌治療学会

診療内容


慈恵医大柏病院の乳腺・内分泌外科では、良性から悪性にいたる、主として乳腺原発の腫瘍性病変を中心とした診断治療を担当しています。乳腺原発の悪性腫瘍の99%を占める“がん”に関しては各種の画像、細胞・組織診断法 を駆使し、総合的に診断、治療を進めます。手術法も、センチネルリンパ節生検は保険収載以前より取り組んでおり、乳房温存術、全乳房切除術から形成外科とタイアップした一期的再建術まで多彩です。また、手術だけでなく、各種薬物療法(化学療法、内分泌療法、分子標的薬療法)、放射線療法を柱に集学的治療を行っています。さらには、究極の“切らずに済ます乳がん治療”を実現すべく、小径乳がんに対しての凍結治療に関する臨床試験を2013年に、学内倫理委員会の承認を受け実施しました。その結果を踏まえ、現在は非切除凍結治療(保険外、・自費診療)を開始しております。


特色


乳がんに対しては、日本乳癌学会乳腺専門医の資格を有する乳腺外科医を中心としたスタッフにより、まず診断がなされます。
日本における乳がんの手術法は、昭和の末を機に大きく変わりました。およそ30年前は、全乳房と大小胸筋、腋窩を含む広汎なリンパ節郭清を主とする、19世紀末に始まった“定型的(胸筋合併)乳房切除術”が過半数を占めておりました。その後手術の縮小化が進み、胸筋を温存する“非定型的(胸筋温存)乳房切除術”をへて、乳房温存術が主流を占めるようになり、さらに20世紀末のセンチネルリンパ節生検の登場により現在に至っています。したがって近年では、手術療法の主体は局所制御であり、がんの根治性と機能温存・審美性をできる限り満足させうる術式のオプションを個々の状況に応じて提供しています。当科では手術の約半数が温存術であり、センチネルリンパ節生検の併用により腋窩郭清を省略する機会も多くなっています。また、温存術が適さない場合にも、希望があれば、形成外科との協力下に一期的乳房再建術を積極的に取り入れています。その際には、自己の乳房皮膚をほぼすべて残すskin sparing mastectomy、乳輪まで温存するareola sparing mastectomy、乳輪乳頭まで温存するnipple sparing mastectomy(図)を行っており、術後の美容上の整容性だけでなく、がんの根治性においても良好な成績を収めています。また、2013年夏にシリコンインプラントによる乳房再検が保険収載されたことにより、再建方法のオプションがさらに広がりました。


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皮膚温存乳腺切除術
(Skin sparing mastectomy)
(乳頭再建前)

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乳輪温存乳腺切除術
(Areola sparing mastectomy)

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乳輪乳頭温存乳腺切除術(Nipple sparing mastectomy)



薬物療法に関しては、up to dateな標準治療を心がけており、必要に応じて術前の薬物療法の選択肢も提供しております。
凍結治療は、近年台頭してきた non surgical ablation(切らない治療)の一つで、海外ではすでに臨床応用されていますが、日本では2011年より腎がんに対して保険収載されたものの、乳がんでは未承認です。当院は北大病院とともに全国に先駆けて、機器薬事承認申請の際、2001年3月〜2002年10月にかけて、総計30例の肝癌、腎癌、子宮筋腫に対しての臨床試験が行われた施設です。そういった経緯から、当院は、厚生労働省から唯一薬事承認を受けている、Garil社製の凍結治療機器Cryo-Hitを有するわが国では数少ない施設です。腎癌で培われたノウハウをもとに、Cryo-Hit用いた乳がんに対する凍結治療(保険外・自費診療)を学内倫理委員会での承認を得て、すでに開始しております。(詳しくは疾患解説をご参照ください:http://www.jikei.ac.jp/hospital/kashiwa/sinryo/40w_case_04.html)。


診療実績


2016年度 2017年度 2018年度
乳腺疾患施術 158 95 110
乳房切除術
内、一期再建(skin sparing mastectomy)
87
24
62
7
49
9
乳房温存術 62 29 56
センチネルリンパ節生検
      (腋窩郭清追加)
130
16
77
13
88
13
その他 7 3 5


疾患解説


乳腺・内分泌外科


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