当院の総合母子健康医療センター(Jikei Women's and Children's Medical Center・センター長 衛藤義勝)は医療をひとつのライフサイクルとして捉え、妊娠、出産そして成長していく人間をトータルケアする医療を理念として、2001年に設立されました。難病の診断・治療、リハビリテーション、未熟児・新生児の健診並びに子育て支援、母子の心の医療、グループ診療の5つの柱から成り立っています。グループ診療とはひとつの診療科だけでは対応が困難な疾患に対して、外来では複数科の医師が同時に同じ診療ブースで診察するものです。また、入院治療に際してもチーム医療によってトータルケアを実践しています。本センターの特色あるユニークなシステムにより、全国から午後の日帰り外来受診で関連の科を全て受診できるようにも配慮されています。 |