■ 附属病院TOPページ

慈恵大学病院だより すこやかインフォメーション 〜大切なご家族のために〜

掲載記事 : No.9 Autumn 2006

特集
 目・耳・鼻・口の病気と治療
・ 形成再建治療
  ・ 人工内耳
  ・ 近視のレーザー手術
  ・ 顎関節症
  歴史シリーズ 救護活動の始まり
  新任診療部長紹介
  健康コラム
 加齢(エージング)と神経内科
  医療安全推進週間の実施について

救護活動の始まり


日清戦争に派遣された 東京慈恵会医院は院外活動として、病家への派出看護をするかたわら、天災、戦争、事件などの救護活動も行いました。明治24年、愛知・岐阜の両県に大きな被害をもたらした濃尾震災では、11月に皇后陛下より震災患者の救療のため出張するようご沙汰があり、医師と卒業生10名が派出されました。また、明治27年の日清戦争では、すでに日本赤十字社救護看護師が動員されていましたが、東京慈恵会医院看護婦教育所の卒業生に対しても、大本営のある広島へ派遣依頼があり、1〜9回生までの卒業生10名が参加しました。明治37年に始まった日露戦争においてもさらに多くの看護師が派遣され救護活動を行いました。(慈恵看護教育百年史より)
慈恵看護専門学校 教育主事 興梠清美
top
新任診療部長紹介
1診療科名2氏名 3専門分野 4出身地 5趣味・特技 6好きな食べ物 7患者さんへのメッセージ
1 ペインクリニック
2 北原雅樹(きたはら まさき)
3 難治性慢性疼痛
4 東京都
5 歴史探訪、コンピュータいじり
6 「あやしい系珍味」以外なんでも
7 神経ブロックだけでなく、薬物療法・リハビリテーションなど様々な治療方法を併用して、色々な医療専門職と協力しながら痛みの治療にあたっています。長い間痛みに苦しんでいる方は、是非いらしてください。

top

健康コラム 加齢(エージング)と神経内科
岡 尚省  団塊の世代も定年を迎え高齢の方の割合がますます増えています。神経内科では認知症やパーキンソン病といったいわゆる加齢(エージング)に関連して起こってくるものを多く扱います。認知症は全国で160万人いると推測され65歳以上の7%を占めます。もの忘れを自覚しない場合も多く、ご家族の方による早期発見が大切です。症状を軽くする薬も開発され早く診断して早く治療することです。パーキンソン病も高齢化により患者さんが増えています。症状は早期の段階では手足がふるえる、動きが悪いなどといったものですが、ゆっくり進行するため患者さん自身が気づかずご家族の方に見つけられることも多くあります。このような症状がみられたら“仕事をやめたせい”“歳のせい”と簡単にかたづけずに、まずかかりつけ医に相談してみることです。

top

医療安全推進週間の実施について
 慈恵大学では、平成16年より青戸病院の医療事故を風化させないよう、医療安全推進週間を設け、全学を挙げて医療安全に取り組んでいます。3回目である本年も11月6日(月)から18日(土)までを慈恵大学の医療安全推進週間、11月19日(日)から25日(土)までを厚生労働省医療安全推進週間とし実施します。
  今年は、例年実施している医療安全ポスター、スローガンの公募とともに、平成16年に公募により決定したシンボルマークの愛称の募集も行います。みなさまからの応募をお待ちしております。
  また、全ての教職員、学生、委託職員が安全で安心な医療を実践し推進する意思表示として、期間中みどりのリボンを着用します。