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膝や股関節の変形性関節症は、関節の痛みを主体とする臨床症状と単純X線写真で関節変形を認める疾患です。最新の調査では、介護が必要になった理由の18%が関節疾患であり、関節疾患の多くを占める変形性関節症の重要性が再認識されています。変形性関節症の患者数は国内に約700万人を超えると推定され、今後も増加が見込まれています。
変形性関節症の手術療法には、関節鏡を使う小侵襲のものから人工関節置換術まで様々ですが、病状の進行程度と患者さんのニーズを考え合わせて決定しています。このうち人工関節置換術は、専門施設ではその20年生存率が90%を越えるようになっていますが、当科では更にコンピュータ支援システムを採用した最新の治療を行っています。 |
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