プレスリリース

身体運動と発声認知課題を統合した二重課題(デュアルタスク)訓練は、「身体機能」と「認知機能」の双方を改善する

東京慈恵会医科大学リハビリテーション医学講座の安保雅博講座担当教授らは、全国7つのリハビリテーション施設と共同研究を行い、各施設に通院している高齢者の患者さんに、上肢と下肢を交互に動かして運動するクロスステップWE-100(OG Wellness 岡山)訓練をした群とヘッドホン付きマイクを使って、音声指示によって液晶画面に出された問題を声を出して読み、その解答を声を出しておこなう訓練をしながら、同じクロスステップ訓練をした群との初回、2週後、4週間後の評価結果を比較検討し、二重課題(デュアルタスク)訓練をした群に下肢機能と認知機能の向上が見られることを明らかにしました。 本研究の成果は、Journal of Clinical Medicine誌に2024年5月17日付けで掲載されました。
発表資料

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