新型コロナ拡大により国内の往診やターミナルケア、看取りが急増
東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 臨床疫学研究部の青木拓也准教授、松島雅人教授らの研究グループは、飯塚病院 総合診療科の柴田真志医師と共同で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックが日本の在宅医療のサービス利用に与えた影響を調査し、往診とターミナルケア(終末期医療)、看取り(在宅での死亡)が急増していたことを明らかにしました。
これらの知見は、医療政策上における在宅医療の重要性を再評価し、将来の感染症流行に備えた在宅医療需要の予測や医療資源の配分を再検討するための基礎資料となるものです。
本研究の成果は、9月4日にJournal of General Internal Medicine誌オンライン版に掲載されます。