世界初、細菌感染を支える「分子の接着剤」を発見 ―細胞外リン脂質がバイオフィルムを組み立てる新しい仕組みを解明―
東京慈恵会医科大学 細菌学講座の杉本 真也 准教授(同大学プロジェクト研究部アミロイド制御研究室、室長兼任)、原 慧一郎 大学院生(研究当時)、金城 雄樹 教授らの研究グループは、東京大学 大学院医学系研究科 附属疾患生命工学センターの村上 誠 教授、武富 芳隆 講師、長崎 祐樹 助教、産業技術総合研究所の佐藤 主税 博士(現・青山学院大学)と共同で、黄色ブドウ球菌が形成するバイオフィルムにおいて、細胞膜を構成するリン脂質リジルホスファチジルグリセロール(L-PG)が菌体外マトリクスに存在し、細菌同士を結び付ける「分子の接着剤」として機能することを見出しました。
本研究の成果は、英学術誌「npj Biofilms and Microbiomes」に2026年8月6日付けで掲載されました。
