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前立腺癌における新たな骨転移進展機構を解明 ~ エクソソームを標的とした新たな前立腺癌治療法への期待 ~

東京慈恵会医科大学 泌尿器科学講座の木村高弘教授、占部文彦助教、東京医科大学 医学総合研究所 分子細胞治療研究部門の落谷孝広教授と国立がん研究センター研究所 病態情報学ユニットの山本雄介ユニット長らの研究チームは、前立腺癌細胞から分泌されるエクソソームが骨の腫瘍微小環境に与える機能として、前立腺癌細胞由来のエクソソーム膜上に存在するCDCP1が破骨細胞の分化を誘導していることを明らかにしました。また、骨転移を有する前立腺癌患者では、血中エクソソームに含まれるCDCP1の発現が上昇しており、前立腺癌骨転移における新規病態解明および診断法の確立につながることが期待されます。

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