熱中症の発症予測・メカニズム解明にも寄与 タンパク質の過敏な熱応答で体温上昇が止まらない! ―悪性高熱症の熱産生暴走メカニズム―
東京慈恵会医科大学の山澤 徳志子准教授、小比類巻 生助教、福田 紀男准教授、大阪大学蛋白質研究所蛋白質ナノ科学研究室の鈴木 団講師、原田 慶惠教授、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構の大山 廣太郎主幹研究員らを中心とする共同研究グループは、全身麻酔時に高体温になる疾患である悪性高熱症について、その原因となるタンパク質への遺伝的な変異が、熱に対するタンパク質の応答を過敏にしてしまうことを発見しました。