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脊椎動物が極めて多様な味覚を持つことを発見 旨味と甘味の味覚の起源に迫る

東京慈恵会医科大学(東京都港区)教授 岡部正隆、近畿大学農学部(奈良県奈良市)准教授 西原秀典、明治大学農学部(神奈川県川崎市)特任講師 戸田安香、同教授 石丸喜朗、情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所(静岡県三島市)教授 工樂樹洋、東京大学大学院農学生命科学研究科(東京都文京区)特任准教授 岡田晋治らの研究グループは、従来3種類しかないと考えられていた、旨味と甘味を感知する受容体を構成する遺伝子が、脊椎動物全体で11種類も存在することを発見しました。また、新たに発見した遺伝子で構成された受容体は多様なアミノ酸を感知できることも分かり、多くの脊椎動物がヒトよりも多くの旨味・甘味受容体※1を用いて多様な味を認識していることを明らかにしました。 本件に関する論文が、令和5年(2023年)12月13日(水)19:00(日本時間)に、“Nature Ecology & Evolution(ネイチャー エコロジー&エボリューション)”にオンライン掲載されます。

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