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腎臓のネフロン数とポドサイト数が正相関することを世界で初めて解明 :ポドサイト数を正確かつ簡便に測定する手法を確立

東京慈恵会医科大学腎臓・高血圧内科 春原浩太郎助教、坪井伸夫准教授らの研究グループは、Monash大学John F. Bertram教授、日本医科大学解析人体病理学清水章教授らとの共同研究により、日本人の剖検で得た腎臓における糸球体上皮細胞ポドサイトの数や大きさを計測し、ネフロンの数とポドサイトの数が正相関することを世界で初めて報告しました。ネフロン数が多い腎臓ではポドサイトの数も多く、ネフロン数とポドサイト数が相乗的に腎機能の維持や腎疾患の進展に関与している可能性が示唆されました。

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